オリックスがパ・リーグ3連覇 59年ぶりに関西球団が両リーグ優勝

優勝を果たし、胴上げされるオリックス・中嶋聡監督=京セラドーム大阪(渡辺大樹撮影)
優勝を果たし、胴上げされるオリックス・中嶋聡監督=京セラドーム大阪(渡辺大樹撮影)

プロ野球オリックスは20日、大阪市の京セラドーム大阪で行われたロッテ戦に6―2で勝ち、3年連続15度目(前身の阪急の10度を含む)のパ・リーグ優勝を決めた。2点を追う七回に適時打5本で一挙6点を奪って逆転した。

セ・リーグを制した阪神に続く優勝で、関西の球団が両リーグを制覇するのは、1964年の阪神と南海以来、59年ぶり。パ球団の3連覇は、1994年まで5連覇した西武以来となった。

今季のオリックスは、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場した山本由伸投手(25)や宮城大弥(ひろや)投手(22)らを中心とした投手力で他球団を圧倒し、移籍1年目の森友哉捕手(28)も打線を引っ張った。

チームはクライマックスシリーズ(CS)には10月18日開始のファイナルステージから出場し、2年連続の日本一を目指す。

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