靖国神社で国民集会 首相の参拝再開や早期改憲訴え

終戦の日を迎え、靖国神社で黙とうする人たち=15日正午、東京・九段北
終戦の日を迎え、靖国神社で黙とうする人たち=15日正午、東京・九段北

終戦から78年を迎えた15日、東京・九段北の靖国神社の靖国会館で、「戦没者追悼中央国民集会」(英霊にこたえる会、日本会議主催)が開かれた。首相の靖国神社参拝の再開・定着や憲法改正の早期実現などを訴える声明を採択した。

集会では、日本会議の小堀桂一郎副会長が「日本を取り戻す運動を継続していく必要がある」と述べた。英霊にこたえる会の古庄幸一会長は、ロシアのウクライナ侵攻や台湾有事などに触れ、憲法改正の必要性を指摘した。

衛藤晟一・元少子化担当相は「(岸田文雄首相は)来年秋の自民党総裁選までに憲法改正をやりとげたいと言っている。一丸となって実行していかなければならない」と呼びかけた。

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