田んぼアート「翔んで埼玉」が見頃の最盛期 行田

映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」とコラボした田んぼアートが見頃を迎えた=29日午前、行田市(兼松康撮影)
映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」とコラボした田んぼアートが見頃を迎えた=29日午前、行田市(兼松康撮影)

埼玉県行田市の夏の風物詩「田んぼアート」が見頃の最盛期を迎えている。29日は朝から多くの観光客が訪れ、展望できるタワーに上がる行列ができた。

今年の田んぼアートのテーマは、11月公開の映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」。同映画でGACKTさんが演じる麻実麗、二階堂ふみさんの壇ノ浦百美などが、4品種の水稲を用いて、4色で鮮やかに描かれている。

高さ約50メートルから田んぼアートを一望できる古代蓮会館の展望タワーでは29日、多くの観光客で入場を待つ行列ができ、午前10時半には30分待ちとなっていた。色みが鮮やかに見えるのは8月中旬ごろまでという。

東松山市から訪れた久尾光吉さん(77)、彰子さん(76)夫妻は毎年田んぼアートを見に来ているといい、「いつも楽しみにしている。本当にすごい出来。映画の第1弾も見たし、次の映画も楽しみたい」と笑顔で話した。

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