広末涼子さんがナレーション担当 人気プラネタリウムの「注意喚起」に賛否両論

女優の広末涼子さん(斎藤浩一撮影)
女優の広末涼子さん(斎藤浩一撮影)

首都圏でプラネタリウムを展開しているコニカミノルタプラネタリウムが、昨年11月から公開している作品について「ナレーションとして(女優の)広末涼子さんが出演しています」などと公式サイトで記載したことを巡り、SNSで波紋を呼んでいる。注意喚起とも受け取れる内容に「正しい対応」とする声がある一方、「過剰な対応では」といった意見も上がるなど、賛否が分かれている。

「お好みにあわせてご選択ください」と明記も

広末さんがナレーションを務めている「星夜に浮かぶ島」は、東京の離島・神津島が舞台。作品では広末さんのナレーションの下で、世界各国の「天の川」にまつわるエピソードなどを紹介している。同作品はプラネタリウム満天(東京都豊島区)のほか、プラネタリアTOKYO(千代田区)、プラネタリウム天空(墨田区)でも公開されている。

広末さんを巡っては今月に入り、一部の週刊誌が不倫疑惑を報じ、広末さんも事実関係を認めて謝罪した。こうした状況を受けて、公式サイトは「『星夜に浮かぶ島』に関するご案内」と題する文書を21日に公開した。

文書では「広末涼子さんに関する報道をうけ、広末涼子さんがナレーションとして出演する『星夜に浮かぶ島』の上映について、諸般の事情を鑑みつつ関係者との協議を重ねて参りました。その結果として、本作品を楽しみにしてくださっているお客様のために上映を継続しております」と上映継続に至った経緯を説明。さらに「コニカミノルタプラネタリウムでは本作の他にも様々な作品を上映しておりますので、お好みにあわせてご選択ください」とした。

「正しい対応だと思う」「過去の作品は過去のもの」

広末さんに関する記載が公開されたことに、ツイッターでは「これは正しい対応だと思う」「企業としては予防線を引かなきゃいけない」などと対応に理解を示す声がある一方、「過剰対応としか思えない」「過去の作品は過去のものとして評価すればいい」と疑問を呈する声も寄せられた。

「お好みにあわせてご選択ください」と明記した理由について、コニカミノルタプラネタリウムは産経新聞の取材に「オンラインの作品案内、オンライン購入時、窓口でのチケット販売時に、本作品に広末氏が出演している旨をわかりやすくお伝えしております。それによって広末氏のご出演に関してあらかじめご了承いただくとともに、他作品も含めお好みに合わせてご選択いただけるよう配慮いたしました」と回答。また、ナレーションの変更について検討しているかどうかについては「回答を控えさせていただきます」としている。(浅野英介)

広末涼子さん不倫認め謝罪

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