伊勢ケ浜親方は2階級降格 弟子の暴力、役員待遇へ

伊勢ケ浜親方
伊勢ケ浜親方

昨年12月に弟子2人の暴力行為が発覚した引責により、日本相撲協会の理事を辞任した伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が役員待遇委員に2階級降格したことが明らかになった。新たな職務は指導普及部副部長。理事としては、番付や取組編成の責任者である審判部長の要職を担っていた。

協会発表によると、昨年4~8月の間に起きた暴力行為について、伊勢ケ浜親方は昨年10月に事態を把握しながら協会に報告していなかった。伊勢ケ浜部屋では平成29年に元横綱日馬富士の傷害事件が発生。この問題の引責で理事を辞任し、令和2年に復帰していた。

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