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被災者救助、時間との闘い アフガン地震、死者1100人

23日、支援物資を受け取るために待機する人々=アフガニスタン・パクティカ州(ロイター=共同)
23日、支援物資を受け取るために待機する人々=アフガニスタン・パクティカ州(ロイター=共同)

アフガニスタンで約1100人が死亡した地震で、イスラム主義組織タリバン暫定政権は24日、負傷者の救助や被災者支援を続けた。25日未明(日本時間早朝)には不明者の生存率が著しく下がるとされる「発生から72時間」が経過。いまだがれきの下敷きになっている人がおり、救助は時間との闘いだ。

アフガン当局などによると、地震で約1万戸が全壊か半壊した。負傷者約1600人には、まだ救出されていない人が一部含まれる。生き残った人々は地面に穴を掘り、死者を埋葬した。

23日、地震で倒壊した住宅にたたずむ男性ら=アフガニスタン・パクティカ州(ロイター=共同)
23日、地震で倒壊した住宅にたたずむ男性ら=アフガニスタン・パクティカ州(ロイター=共同)

被害の大きかった東部のパクティカ州やホスト州では24日、治安部隊が食事や支援物資を配布したが、量は十分ではないとみられる。地元民放トロテレビは同日、住民が「テントや飲み水、食べ物もなく、人々は青空の下で過ごしている」と訴える姿を伝えた。(共同)

23日、地震で被災したアフガニスタン・パクティカ州で警戒するタリバン兵(ロイター=共同)
23日、地震で被災したアフガニスタン・パクティカ州で警戒するタリバン兵(ロイター=共同)
23日、アフガニスタン東部パクティカ州の集落で、崩壊した建物の中に立つ人々(AP=共同)
23日、アフガニスタン東部パクティカ州の集落で、崩壊した建物の中に立つ人々(AP=共同)
23日、アフガニスタン東部パクティカ州のテント前に立つ子どもら(AP=共同)
23日、アフガニスタン東部パクティカ州のテント前に立つ子どもら(AP=共同)
23日、アフガニスタン東部パクティカ州で、がれきの中を捜索する人々(ロイター=共同)
23日、アフガニスタン東部パクティカ州で、がれきの中を捜索する人々(ロイター=共同)

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