檀れいが“クロステイル”しているものは? 初共演・鈴鹿央士の印象も

凛としたたたずまいを見せる檀れい(下も)(C)東海テレビ
凛としたたたずまいを見せる檀れい(下も)(C)東海テレビ

鈴鹿央士主演で放送中の土ドラ「クロステイル~探偵教室~」(土曜後11・40、東海テレビ・フジテレビ系)。探偵学校を舞台に生徒たちの成長物語を描き、また調査に必要な探偵スキルの描写も見どころの一つとなっている。

初回は「張り込み・尾行」がテーマだったが、第2話(16日放送)は「盗聴・盗撮調査」。授業には“クセスゴ”講師陣(高田延彦、冨樫真ら)が登場するが、彼らをまとめているのが「ジョーカー探偵社」社長で校長・新偕理子役の檀れい(特別出演)。凛とした美しさでさっそうと演じ切っている。

探偵ものというなかなか出会うことのない題材にワクワクしたそうで「ドラマに協力いただいた探偵社の女性社長さんをはじめ、いろんな方々からレクチャーを受けたことが役作りの上で勉強になった」と檀。

敏腕探偵だった理子が嫌いなことは「人に頭を下げること」と「探偵なんて…と蔑まれること」。劇中はコミカルな部分もあるが、「基本的には“圧がある“(笑)。理子がビシッと言ったらみんながピリッとなるような感じだが、その芯には“依頼者のその先の幸せ”を願う思いがある。だからいい加減な調査をしてはいけないという正しい厳しさは持っていたいと思って演じている」と語る。

そして、探偵事務所のイメージを覆す社長室に「立派でしょ? 私の社長室」とにこやかな表情で導き、「警察でもない、素人でもない、その間に探偵がいて、警察が動けなかったり、助けてもらえなかったりすることを調べてくれる…探偵とは人の心に寄り添う調査をする仕事なのです」と明確な回答ぶり。すっかり理子のたたずまいである。

初共演の鈴鹿央士をほほえましく見つめる檀れい(C)東海テレビ
初共演の鈴鹿央士をほほえましく見つめる檀れい(C)東海テレビ

初共演の“座長”鈴鹿については「央士君はとってもかわいらしいという印象に加え、ちゃんと役として存在することができる人なので一緒にいて気持ちいい。お芝居が大好きなんだねって思う。撮影で疲れているだろうにいつもニコニコしていて本当に微笑ましい」と絶賛する。

私生活があまり知られない檀だが、最近“クロステイル”(接近尾行)しているという飼いネコについて最後に明かしてくれた。

「私は道などで保護しなきゃいけない“子”に出会うことが多く、かつてイヌ、ネコ合わせて4匹もいたが、今は1匹でその子と遊ぶのが私にとっては至福の時間。2009年に出会った女の子でかなり長い付き合い。自分のペースと世界がある子。“嫌なものは嫌”って感じの、いわゆるツンデレ・タイプで…」

楽しい話題は止まらない勢いだったが、笑顔を見せながら「ドラマは毎話、生徒たちの心に留めておいてほしい“探偵として大事な話”も入っている。理子は2話ではまだおとなしいしクール。今後どう変わるのか…うふふ、楽しみにしていてください」と見どころも忘れなかった。

出演は堀田真由、草川拓弥、篠田麻里子、福山翔大、伊藤正之、板尾創路ら。

(産経デジタル)

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