若手俳優、鈴鹿央士(22)主演で4月9日にスタートする土ドラ「クロステイル~探偵教室~」(土曜後11・40、東海テレビ・フジテレビ系)。探偵学校を舞台に生徒たちの成長物語などが描かれるが、このほど新たなキャストが発表された。
まず、元AKB48の女優、篠田麻里子(36)。2019年に結婚、20年4月に長女を出産後初の連続ドラマとなる。
「男なんてバカ」が口癖で男を見返したいと探偵を目指す堀之内純子が役どころで、過去の男による純子自身の心の傷も徐々に露わになっていく。
探偵になりたいと思った時期もあったそうで「オリジナル台本で楽しみ。純子は気の強そうな女性に見えるが、ピュアで一生懸命。自分の傷ついた過去に向き合っている正義感ある女性」と分析する。
初共演の鈴鹿については「可愛いというか、アニメのキャラクターのような男の子という印象。でも実際に会ってみると自分の意見がすごくある人で、疑問を感じたら自分の意思をはっきり言葉にしてすばらしいなと思った」と話す。
ダンス&ボーカルユニット、超特急のタクヤこと草川拓弥(27)は探偵に求められる人間洞察力のスキルをホストに生かそうと入学する藤巻敦也役で出演する。
ホストも探偵も初挑戦で「探偵が軸にある物語だが、人の心に寄り添う愛が一番のテーマ。大変な今の世の中において、人の心に寄り添えるような温かい人たちがもっと増えたらいいなと思う」と真摯に語り、髪型や色を提案して臨んだことも明かした。
ほかに、探偵学校の熱血講師役に高田延彦、冨樫真、生徒役に伊藤正之、福山翔大、遊佐亮介、主人公の母親役に山口香緖里らも出演。すでに堀田真由、板尾創路、檀れいの出演が発表されている。
主題歌は6人組バンド、Penthouseの新曲「流星群」(4月8日配信)に決まった。
昨年11月にメジャーデビュー。都会的なポップサウンドを奏でるツイン“リード”ボーカルバンドで、浪岡真太郎(Vo./Gt.)は初のドラマ主題歌に「挫折に立ち向かう人の背中を押す曲であり、そして必ずその姿を支えてくれる人がいるのだというメッセージを込めている。コロナ、悲しいニュースが蔓延する昨今だが、少しでも日々の彩りになれば」と話している。
ドラマの原作は「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」などの脚本で知られる八津弘幸氏。八津氏らが脚本も手掛けている。
(産経デジタル)