東京五輪第8日の30日、柔道男子100キロ超級の原沢久喜(百五銀行)が準々決勝でヤキフ・ハンモ(ウクライナ)と対戦し、延長戦を内股で一本勝ちした。準決勝へ進んだ。
原沢は途中抑え込みに入ったが、ポイントが入る残り1秒の9秒で逃げられた。最後は体力が消耗する中で一本で締めた。
12年ロンドン五輪から2連覇中のテディ・リネール(フランス)は準々決勝でタメルラン・バシャエフ(ROC)に敗退。原沢は前回リオデジャネイロ五輪の決勝でリネールに敗れ、今大会は雪辱を期して挑む形だった。初の金メダル獲得を目指す。