ジャンプ女子の高梨沙羅が帰国会見 W杯総合2位に「ほっとしている」

スキージャンプ女子の高梨沙羅
スキージャンプ女子の高梨沙羅

ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅がワールドカップ(W杯)全日程を終えて帰国し、16日にオンラインで記者会見を行った。W杯は個人総合で2位となり、「思っていた以上の結果がついてきて、ほっとしている」とシーズンを振り返った。

新型コロナウイルスの影響でW杯の開幕がずれ込む中、徐々に調子を上げてシーズン3勝。9勝した2016-17シーズン以来の好成績となった。18年の平昌五輪以降、飛躍を見直してきた中で結果につながり、「自分のジャンプを探し続けてきて、やっと身になったような感じがした」と手応えを口にした。

表彰台の回数は男女通じて歴代最多の109回に到達し、通算勝利数も60回と記録を更新。この日そろってギネス世界記録の公式認定証を受け取り、「記録をみると、自分のモチベーションにもなる」と喜んだ。

大目標の北京冬季五輪は来年に迫っており、「よりいい内容のジャンプを仕上げて、五輪にベストを持っていけるようにしたい」と意気込んだ。



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