飲酒運転し友人を身代わりに 元市議に懲役1年6月求刑 千葉・勝浦

 酒気帯び運転をしたうえ友人を身代わりにしたとして、道交法違反(酒気帯び運転)と犯人隠蔽教唆の罪に問われた元勝浦市議、高梨弘人被告(40)に対する初公判が14日、千葉地裁(岡部絵理子裁判官)で開かれた。高梨被告は起訴内容を認めて即日結審し、検察側は懲役1年6月を求刑した。判決は22日に言い渡される。

 検察側の冒頭陳述などによると、1月12日午後9時40分ごろ、酒を飲んだにもかかわらず同市台宿で軽乗用車を運転。物損事故を起こし、発覚を免れようと友人の男性を身代わりにしたとしている。男性は取り調べを受けたが、不自然な点が多く、翌13日、高梨被告が逮捕された。

 高梨被告は2月23日、市議を辞職している。

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