俳優の川地民夫さん死去 「まむしの兄弟」シリーズ 「ウルトラマンティガ」にも出演

川地民夫さん
川地民夫さん

 俳優の川地民夫(かわち・たみお、本名河地猛=かわち・たけし)さんが脳梗塞のため10日に亡くなっていたことが11日分かった。79歳だった。通夜は15日午後6時、葬儀・告別式は16日正午、神奈川県逗子市久木1の2の6、逗子二葉会館で営まれる。喪主は妻、河地レスリーさん。

 逗子市に生まれ、隣に石原裕次郎さん(享年52)が住んでいた縁で、大学1年のときに日活に入社。昭和33年に映画「陽のあたる坂道」でデビューし、主演の裕次郎さんの弟役を演じた。「野獣の青春」や、菅原文太さん(享年81)とダブル主演を果たした「まむしの兄弟」シリーズなどの映画作品で人気を博した。

 テレビドラマなどでも活躍し、特撮作品「ウルトラマンティガ」では防衛チームの総監役を演じた。

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