平昌五輪

アイスホッケー女子、悲劇の歴史に終止符を 敗戦スタートも「メダル目指す」

【平昌五輪】 アイスホッケー 女子 日本対スウェーデン  第1ピリオド 攻め込む浮田留衣(15) 右は久保英恵(21)  =10日午後、韓国・関東ホッケーセンター(納冨康撮影)
【平昌五輪】 アイスホッケー 女子 日本対スウェーデン  第1ピリオド 攻め込む浮田留衣(15) 右は久保英恵(21)  =10日午後、韓国・関東ホッケーセンター(納冨康撮影)

 アイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」にとって3度目の五輪は、またも敗戦から始まった。10日に行われた女子1次リーグでB組の日本は2006年トリノ五輪銀メダルのスウェーデンに1-2で惜敗した。

 過去2度の五輪は10戦全敗。だが世界ランキング9位で臨む平昌の目標は、悲願の1勝にとどまらない。メダル獲得を目指し、1次リーグの残る2試合に挑む。

 世界9位の日本は同5位のスウェーデンに第1ピリオド序盤に先制された。第2ピリオド終盤、ゴール前の混戦から浮田(ダイシン)が押し込んで追い付いたが、第3ピリオドに序盤にミスから勝ち越しを許した。

白星なし

日本はアイスホッケー女子が正式種目になった1998年の長野大会に開催国枠で出場したものの、5戦全敗。総得点2に対し総失点は45で、6チーム中最下位という成績に終わった。

 予選を勝ち抜いて2度目の出場を果たしたのは、それから16年後の前回ソチ大会。だが勝利を挙げることはできず、8チーム中最下位だった。

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