アイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」にとって3度目の五輪は、またも敗戦から始まった。10日に行われた女子1次リーグでB組の日本は2006年トリノ五輪銀メダルのスウェーデンに1-2で惜敗した。
過去2度の五輪は10戦全敗。だが世界ランキング9位で臨む平昌の目標は、悲願の1勝にとどまらない。メダル獲得を目指し、1次リーグの残る2試合に挑む。
世界9位の日本は同5位のスウェーデンに第1ピリオド序盤に先制された。第2ピリオド終盤、ゴール前の混戦から浮田(ダイシン)が押し込んで追い付いたが、第3ピリオドに序盤にミスから勝ち越しを許した。
白星なし
日本はアイスホッケー女子が正式種目になった1998年の長野大会に開催国枠で出場したものの、5戦全敗。総得点2に対し総失点は45で、6チーム中最下位という成績に終わった。
予選を勝ち抜いて2度目の出場を果たしたのは、それから16年後の前回ソチ大会。だが勝利を挙げることはできず、8チーム中最下位だった。