生田神社に正月の「杉盛り」お目見え

生田神社にお目見えした正月飾りの「杉盛り」=神戸市中央区
生田神社にお目見えした正月飾りの「杉盛り」=神戸市中央区

 毎年約150万人の参拝客が訪れる生田神社(神戸市中央区)で27日、正月飾りの「杉盛り」づくりが行われ、神職や巫女(みこ)らが高さ約3.5メートルの支柱に約2千本の杉の枝を差し込んで完成させた。来年1月15日まで楼門前に飾られる。

 杉盛りは、五穀豊穣(ほうじょう)や地域の繁栄などを願う正月飾り。同神社には水害で倒れた松が社殿を壊したとの言い伝えがあり、門松の代わりとしている。

 同神社の酒井康博権禰宜(ごんねぎ)(44)は「立派な杉盛りにあやかり、みなさんにとって新年が飛躍の一年になれば」と話した。

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