畠山みどり、デビュー55年目 記念曲は「私の人生そのもの」

つらい経験を明るく語る歌手、畠山みどり
つらい経験を明るく語る歌手、畠山みどり

 歌手の畠山みどり(77)は今年、デビュー55年目。節目の年に記念曲「人生舞台~私は旅人じゃない~」(荒木とよひさ作詞、岡千秋作曲)をリリース、18日には東京・東新橋のヤクルトホールで記念リサイタルを行う。喜寿を迎え、なお輝きを増す畠山に記念曲への思いを聞いた。

 昭和37年に「恋は神代の昔から」でデビュー。その後、「ちょうど時間となりました」「出世街道」などを大ヒットさせた。

 一方、株に手を出し、「一時は47億円までもうけましたが、バブルがはじけて22億円の借金が残りました。家を奪われそうになるなど苦しんだ。でも、風邪をひいて、歌手なのに声が出なかったときの方がつらかったなぁ」。たまねぎやトマトジュースなどを使った特製ジュースを約10年間も毎日、飲み続けるなどして健康維持を心掛けている。近年は「風邪をひかなくなりました」。

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