タレントの川村ひかるさん(36)は33歳のとき、若年性更年期障害と診断された。めまいや吐き気、過呼吸など体の不調と「将来、赤ちゃんが産めなくなるかもしれない」という不安。仕事上のストレスを取り除き、食事や睡眠など生活習慣の改善に取り組んだ結果、2年ほどで症状が落ち着いた。「じっくり自分の体と向き合う時間になった」と振り返る。
若年性更年期障害の症状に気づいたのは31歳のときです。めまいがしたり、ストレスですぐに吐いてしまったり。夜も眠れず、昼間はぼーっとしていました。仕事中に首から上だけ大量に汗をかいたり、緊張から過呼吸になったりしたこともありました。
20代の頃から子宮内膜症の治療のために低用量ピルを服用しており、ホルモンバランスが良くないという自覚がありました。最初は「またバランスが乱れたのかな」という程度の認識でした。