電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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第26回

ナンテロ 諮問委員 牧本次生氏


NRAM技術のライセンスビジネス展開
1~2年以内の商品化に期待

2013/2/15

ナンテロ 諮問委員 牧本次生氏
 ナンテロは、カーボンナノチューブを使用したメモリーデバイス(CNTRAM=NRAM)の開発をメーンに手がけ、そのIPライセンスをビジネスモデルとするナノテクノロジーのベンチャー企業だ。
 NRAMは信頼性が高く、高速での書き込み/読み出しが可能であることから、将来的にはDRAMの置き換えを狙うことができるメモリーとして大きな注目を集めつつある。2010年に同社の諮問委員に就任した、日本半導体産業のパイオニアである牧本次生氏に、技術概要・将来展望を伺った。

―― ナンテロの概要・沿革から。
 牧本 01年にグレッグ・シュマーゲル社長兼CEOとトーマス・リーカックCTOによって設立されたナノテクのベンチャー企業だ。現在は約50人のエンジニアを擁し、CNTを基盤とする技術の応用開発をメーンに手がけている。すでに165件以上の関連特許取得に加え、200件以上の特許を申請中だ。
 なかでも注目なのが、CNTをDRAMのキャパシタの役割として用いるメモリー「NRAM」だ。例えばNRAMは、宇宙などにおける放射線にも耐え得る高い信頼性を有している。そこにNASAが着目し、08年にはロッキード・マーチン社に政府関連(軍需)事業をスピンオフさせている。


(聞き手・本紙編集部)
(以下、本紙2013年2月13日号2面)

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