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三番瀬図鑑

ツメタガイ

アサリなどの二枚貝を食べる、肉食の巻き貝。ツルツルと光沢のある貝殻をもつが、普段は殻の表面を大きな足で覆っていて、一見すると貝に見えないこともある。危険を感じると殻の中にからだを納めるが、しばらく待つとふたたび出てきて、砂の中に潜っていく。歯舌と呼ばれるヤスリのような歯と酸で貝に丸く穴を開け、中の身を食べる。春から初夏にかけては、伏せた茶碗のような形をした、「すなぢゃわん」と呼ばれる卵塊を生む。触るとゴムのような質感。

詳細情報

区別(エビカニ・ゴカイなど) 貝のなかま
分類(門・綱・目・科) 軟体動物門腹足綱新生腹足目タマガイ科
大きさ 70mm

観察できる時期

1月 2月 3月 4月
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5月 6月 7月 8月
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9月 10月 11月 12月
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三番瀬ナウ
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