今回の記事では、楽天モバイルが実施している端末0円・1円スマホキャンペーンについて紹介します。
どんな機種があるのかiPhoneとAndroidに分けて紹介するだけでなく、注意点についてもまとめました。
圧倒的にお得なキャンペーンであることは間違いありませんが、利用方法や条件を確認しておかないと、思わぬ失敗につながることも。
「0円・1円」につられず、こちらの記事を読んでよく検討してみてください。
- 端末0円・1円は「実質価格」の場合がある
- 端末0円・1円にするための達成条件に要注意
- 「Rakuten Hand 5」が1円キャンペーン中
- 「Rakuten WiFi Pocket 2C」が1円キャンペーン中
- iPhone SE(第3世代)の1円キャンペーンは実店舗限定
- 通信プラン「Rakuten最強プラン」は0円運用できない
※記事の内容に間違いがあった場合には、この専用フォームからご連絡ください。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
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機種 | Galaxy S24 | Google Pixel 8 Pro | TORQUE 5G | Xperia 10 V |
価格 | 57,800円~ | 65,400円~ | 17,790円~ | 17,790円~ |
特徴 | 2024年4月の新型 AI機能が充実 | ハイスペック でも安い! | 頑丈で安心 ゴツさがGood! | スペックの良い ミドルスペック |
購入 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
楽天モバイルの端末0円・1円スマホは実質無料なので注意!
楽天モバイルの0円・1円スマホは、あくまでも実質価格です。0円・1円だけで端末が手に入る、というわけではありません。
- 機種代金そのもの割引ではなく楽天ポイントで還元される
- 実質0円・1円にするためには条件を達成する必要がある
楽天ポイントで還元される
実質0円・1円スマホで示されている端末代は、後日楽天ポイントで還元される分を差し引いた価格となっている場合があります。
楽天ポイントは1ポイント=1円で利用することはできますが、使用できる場所が限られていたり有効期限があったりと、まったく現金と同じではありません。
また、あくまでポイントで還元されるだけなので、実際に支払う現金価格は想定よりも高くなります。
ポイントを有効活用できないと実質0円・1円にはならないという点には注意しましょう。
ただし、中には機種代金そのものが割り引かれるキャンペーンも存在します。
さまざまな条件を達成する必要がある
端末0円・1円スマホでポイント還元を受けるためには、ただ端末を購入するだけでなく、さまざまな条件をしなければいけません。
条件は対象機種や行われているキャンペーンによって異なりますが、例えば下記のようなものがあります。
- 楽天モバイルのプラン契約とセットで購入する
- 楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムに加入
- 楽天カードと同時申込み
新しい端末は欲しいけど、楽天モバイルに携帯会社を乗り換えるつもりはないという人は対象とならない場合があるので注意しましょう。
ポイント還元を受けるための条件を達成していなかったせいで、実質0円・1円にはならない恐れがあるのも、確認しておきたいポイントです。
楽天モバイルのiPhoneで端末0円・1円の機種
2023年8月時点で端末0円・1円キャンペーンの対象となっているスマホの種類を紹介します。
楽天モバイルショップでは、iPhoneとAndroidどちらも取り扱っており、どちらも端末0円・1円の対象となることがあります。
まずは、人気の高いiPhoneの実質0円・1円機種をチェックしていきましょう。
iPhone SE(第3世代)が実質1円
2022年3月に発売したiPhone SEの第三世代が、実質1円キャンペーンの対象となっています。
こちらは、ショップ(実店舗)限定のキャンペーンとなっています。オンラインではキャンペーンが適用されません。
お近くの楽天モバイルショップがどこにあるのかは、こちらから検索してください。
キャンペーンの開催時期・適用条件は以下の通りです。
iPhone SE(第3世代)実質1円キャンペーン
項目 | 内容 |
---|---|
キャンペーン期間 | 2024年1月16日〜終了日未定 |
条件1 | 楽天ひかりの申し込み |
条件2 | 楽天ひかりの開通 |
条件3 | 以下のプランを利用中または申込&利用開始 ・Rakuten最強プラン ・Rakuten最強プラン(データタイプ) |
特典内容 | 楽天ひかりの月額基本料6カ月間0円 (開通月から6カ月間の月額基本料) |
実質1円になるのは、楽天の通信プラン「Rakuten最強プラン」とのセット契約の場合のみとなっています。
ですが、端末単体で購入しても実質9,001円となるため、かなりお得です。今利用している携帯会社のままで新しいiPhoneがほしいという人もチェックしてみてください。
ただし、「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」への加入が必須となっているので、2年後に機種変更をしたくない人にはおすすめできません。
iPhone SE(第3世代)の特徴
iPhone SEは、Appleが発売しているスマホの中でもコンパクトさとコスパの良さで人気のシリーズです。
第三世代は2022年に発売したシリーズの中でも最も新しいモデルで、iPhone 13 Pro Maxなどと同じA15 Bionicチップが搭載されています。
楽天モバイルで購入できるカラーは、ミッドナイト(黒)・スターライト(白)・レッドの3色です。
- コンパクトサイズで片手でも使いやすい
- 指紋認証付きの物理ホームボタン搭載
- eSIMにも対応
「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」の注意点
「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」とは、48回払いでスマホ本体を購入後、24回目の支払い完了後に、そのスマホを返却し新しいスマホに機種変更すると、残り分の支払いが不要になるという施策です。
実質約半額で新品のスマホ購入できるのがメリットですが、破損などがない状態での返却が前提なので、2年後に機種変更したくない、破損や故障を気にせず使いたいという人にはおすすめできません。
また、楽天の場合には他のキャリアで行っている同様のキャンペーンと違って、「対象機種がiPhoneのみ」・「返却時に楽天モバイルでの機種変更が必須」となっている点にも注意が必要です。
ちなみに、オンラインショップでも実質17,392円でお得です!
楽天モバイルのAndroidで端末0円・1円の機種
つづいて、iPhone以外のAndroidスマホで端末0円・1円キャンペーンの対象となっている機種を紹介します。
Androidスマホの場合、iPhoneとちがって返却プログラムがないため、2年後の返却について考える必要はありません。
しかも、現在1円キャンペーンを行っている「Rakuten Hand 5G」は、ポイント還元ではなく機種代本体の割引となっています。
より気軽に新しいスマホに機種変更したいという人には、Androidスマホの方がおすすめです。
Rakuten Hand 5Gが1円
楽天モバイルのオリジナルスマホ「Rakuten Hand 5G」でもキャンペーンを行っています。
19,001円の機種代金が19,000円割引されるので、機種代金の支払いは1円のみになります!
新規・乗り換え関係なく利用できるキャンペーンなので、一度楽天回線をお試しで使ってみたいという人にも最適です。
キャンペーンの実施期間・適用条件などは以下の通りです。
キャンペーンルール | |
---|---|
キャンペーン期間 | 2023年4月14日~終了日未定 |
条件1 | Rakuten最強プランに以下いずれかの方法で申し込む ・新規 ・他社からMNPで乗り換え ・ドコモ/au回線プランからプラン変更 |
条件2 | 対象製品を購入 ・Rakuten WiFi Pocket 2C |
「Rakuten最強プラン」に機種購入と同時に申し込む必要がありますが、最低利用使用期間は決まっていません。
そのため、利用してみて合わないと感じたらすぐに解約してしまっても大丈夫です。
なお、プランとのセット契約は、必ず同時に申し込みをしてください。たとえ同日であっても、別々に申し込んだ場合にはキャンペーンの適用外となります。
キャンペーンが適用されているかどうか不安な人は、申し込み画面上で確認しましょう。申し込み時点で機種代金が「1円」と表示されていればまちがいなくキャンペーンが適用されています。
Rakuten Hand 5Gの特徴
Rakuten Hand 5Gは、楽天モバイルが販売しているオリジナル端末です。
片手に収まるコンパクトでスリムなデザインが特徴で、高画質カメラや高速5G通信対応で普段使いには問題のないスペックです。
大画面で動画を見るなどといった用途には向いていませんが、サイズやコスパを重視する人にはぴったりです。
- 片手に収まるスリムな形状
- 6,400万画素の高品質カメラ搭載
- 顔認証と画面内指紋認証両方対応
ポケットWi-Fiルーターも実質1円
スマホだけでなく、ポケットWi-Fiルーター「Rakuten WiFi Pocket 2C」も割引で1円になるキャンペーンを行っています。
キャンペーンの実施期間・適用条件などは以下の通りです。
キャンペーンルール | |
---|---|
キャンペーン期間 | 2022年2月26日~終了日未定 |
達成条件 | 【本体価格1円キャンペーン】 ①「Rakuten最強プラン」に以下いずれかの方法で申し込む ・新規 ・他社からMNPで乗り換え ・ドコモ/au回線プランからプラン変更 ②申し込みと同時に対象のWi-Fi製品を購入 【Rakuten最強プランお申し込み特典】 ①「Rakuten最強プラン」に申し込む ②プランの利用開始 ③RakutenLinkで10秒以上通話 |
楽天モバイルは、毎月のデータ使用量が20GBを超えると、それ以上はいくら利用しても料金が変わらない「無制限プラン」となっています。
そのため、自宅用でパソコンやテレビなどにもつないでたくさんインターネットを使いたいという人にとっては非常にお得です。
こちらのポケットWi-Fi一台で、最大16台まで同時接続できるので家族みんなで共有することもできます。
Rakuten WiFi Pocket 2Cの特徴
Rakuten WiFi Pocket 2Cは、持ち運びに便利なポケットサイズのWi-Fiルーターです。
事務契約手数料や契約解除料なども一切かからないので、端末料金が1円になれば更に気軽に利用できますね。
- QRコードでスマホと簡単接続
- 16台まで同時接続可能
- ディスプレイ付きのスタイリッシュなデザイン
楽天モバイルの端末0円・1円スマホの注意点
楽天モバイルの端末0円・1円スマホはたしかにお得です。
ただし、もしキャンペーンの内容を勘違いしていると、「思ったより安くならなかった」と後悔する事態に陥ってしまいます。
ここでは、楽天モバイルの実質0円・1円キャンペーンを利用する際の注意点についてまとめました。
- キャンペーンには期限がある
- 併用不可のキャンペーンがある
- ポイントの付与は後日になる
キャンペーンには期限がある
0円・1円キャンペーンは常に行っているわけではなく、あくまでも一時的なキャンペーンです。
終了日が未定となっているキャンペーンの場合、端末の在庫状況によって急遽終了する可能性もあります。
欲しい!と思ったら、キャンペーンを利用するかどうかはやめに決断した方がよいでしょう。
併用不可のキャンペーンがある
0円・1円キャンペーンを利用して購入・契約した場合、同時に行われている他のキャンペーンを利用できない場合があります。
たとえば、今行われている「iPhone SE(第三世代)実質1円キャンペーン」、「Rakuten Hand 5G 1円キャンペーン」は、以下のキャンペーンとの併用不可となっています。
- iPhone購入と楽天ひかり開通でキャッシュバックキャンペーン
- Rakuten最強プラン紹介キャンペーン
- 【ショップ限定】対象製品と楽天回線同時申込でさらに3,000ポイントキャンペーン
- iPhone 対象端末ポイントバックキャンペーン
- 【楽天モバイル】Rakuten最強プラン紹介キャンペーン
- 【ショップ限定】対象製品と楽天回線同時申込でさらに3,000ポイントキャンペーン
- Androidスマホ / Wi-Fiルーター割引キャンペーン
- 【Rakuten最強プランお申し込み特典】だれでも3,000ポイントプレゼント
- 楽天モバイルもう1回線追加お申し込みで3,000ポイントプレゼント
こうしたキャンペーンを利用することで、別の1円ではない端末を選んでもお得に購入できる場合があります。
他端末と価格を比較する際には、利用できるその他のキャンペーン内容についてもよく確認してみてください。
ポイントの付与は後日になる
ポイント還元で実質1円となるキャンペーンの場合には、ポイントの付与は契約したその場すぐには行われません。
一括、もしくは分割での機種代金の支払いは必要となるので、その分の負担は考慮しておく必要があります。
キャンペーンを利用するにあたって、支払総額をきちんと確認しておきましょう。
楽天モバイルは月額0円で運用は出来ないので注意
かつての楽天モバイルは、月に通信料が1GB以下であれば料金がかからない0円プランでした。
そのため、お金をかけずにスマホを維持する「0円運用」ができると人気が高かったのですが、2022年7月の料金改定によって最低でも1,078円はかかるようになってしまいました。
現在の料金設定は以下の通りです。
Rakuten最強プランの料金表
項目 | 内容 | |
---|---|---|
月額基本料 | 3GB未満 | 1,078円 |
20GB未満 | 2,178円 | |
無制限 | 3,278円 | |
平均速度(下り) | 105.6Mbps | |
速度制限時の通信速度 | 最大1Mbps | |
音声通話料 | 22円/30秒 | |
契約事務手数料 | 無料 | |
違約金 | 無料 | |
セット割 | なし | |
無料オプション | 専用アプリで通話無料 | |
海外利用 | 毎月2GBまで無料 | |
詳細 | 公式サイト |
スマホの機種代金を実質0円にできても、月々の通信料に関しては最低1.078円がかかってしまうので注意しましょう。
現時点で0円運用できる格安SIMは、auのオンラインブランドである「povo」のみになっています(povoと同じように低速なら0円で利用できた「donedone」は、2023年8月でサービスが終了します)。
2023年6月1日から「最強プラン」に刷新!
楽天モバイルの通信プランが2023年6月1日から「Rakuten最強プラン」に変更されました。
Rakuten最強プランでは5GBまでに制限されていたパートナーエリア(auエリア)での通信も無制限となります。
料金はRakuten最強プランから変更がないため、楽天モバイルを利用しようか迷っていた人にとっては朗報ではないでしょうか。
6月1日以前から利用していた人は、自動的にRakuten最強プランへと切り替わります。
楽天モバイルの端末0円・1円スマホでよくある質問
最後に、楽天モバイルの端末0円・1円スマホについてよくある質問とその回答を紹介します。
キャンペーンを利用して複数の端末を0円・1円で購入することはできる?
また、機種によってはひとり1台までなどの制限がかけられている場合もあります。
たとえ申し込みを分けたとしても、同じ端末を大量に購入すると転売目的などを疑われる可能性もあるため、必要以上の購入は控えるのがおすすめです。
楽天モバイルショップでも0円・1円で購入できる?
現在行っている「iPhone SE(第三世代)実質1円キャンペーン」はショップのみ、「Rakuten Hand 5G 1円キャンペーン」はショップとオンラインどちらも対象となっています。
楽天モバイルの0円・1円スマホはタイミングが合えばお得!
楽天モバイルが行っている端末0円・1円スマホのキャンペーンについて紹介しました。
- 0円・1円は「実質価格」の場合がある
- 0円・1円になるための達成条件に要注意
- 「iPhone SE(第3世代)」が1円キャンペーン中
- 「Rakuten Hand 5」が1円キャンペーン中
- 「Rakuten WiFi Pocket 2C」が1円キャンペーン中
- iPhone SE(第3世代)はショップ限定キャンペーン
- 通信プラン「Rakuten最強プラン」は0円運用できない
機種によって0円・1円になる条件が異なるため、安くなる一方でどんな負担があるのか(2年後の返却、プランのセット契約が必要など)をしっかり確認しましょう。
ハイスペックな人気機種をお得に手に入れたいという人はiPhone SE(第三世代)、気軽に新品の端末に機種変更したい人はRakuten Hand 5がおすすめです。