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OKITIVE編集部

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50年以上食される沖縄の味「ゆうなんぎい」|沖縄ランチ(那覇市)

Aランチ・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)

沖縄県内で企業や飲食店がいちばん多い、那覇市久茂地エリア。この地にお店を構えて50年以上になる沖縄料理店があることをご存知でしょうか。ゆいレールの県庁前駅を降りて徒歩5分ほど、奇跡の1マイルと呼ばれる国際通りから少し脇に入ったところに、その老舗店「ゆうなんぎい」があります。今回は平日ランチを食べにお店へと向かいました。

目次

歴史を感じる沖縄料理店「ゆうなんぎい」

店外・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)

お店の前はいつも行列ができていて、開店直後から店内は賑わっています。
扉には年季の入った格子状のガラスがあり、いつもピカピカに磨かれています。「ゆうなんぎい」で働かれている方がいかにお店を大切にしているか伝わってきますね。

いつも賑わう「ゆうなんぎい」の店内

店内・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)
厨房・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)

「ゆうなんぎい」の店内はカウンター席、テーブル席、座敷となっています。ランチ時は常に満席で、まるで戦場のように忙しい調理場ですが、混雑のわりに注文から料理が出されるまでが意外と早いのです。この効率の良いオペレーションを見たいなら、カウンター席をおすすめします。

店内の壁には有名人、著名人のサインがたくさん貼られています。これまでどんな方々が来店したか、ぜひ確認してみてください。もしかするとレアなサインを見つけられるかもしれません。

店内・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)

常連客が注文するランチはホワイトボードに

Aランチ・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)
メニュー・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)

「ゆうなんぎい」には平日限定の日替わりランチがあります。観光客の方が注文する姿はあまり見かけませんが、地元の常連さんの多くはホワイトボードに書かれたこの日替わりランチを目的に訪れています。

日替わりランチは3種類、Aランチ、Bランチ、Cランチがあります。Aランチはメインのおかずや品数が日によって異なる定食で、Bランチは日替わりの沖縄そばとおむすびセット、Cランチはチャンプルー(炒め物)メインのミニそばセットです。

日替わりランチは開店1時間以内に売り切れてしまうことが多く、なので「絶対に食べたい!」という方は、一巡目で入店できるよう開店時間前から並ぶことをおすすめします。

もし日替わり定食が売り切れても安心してくだい。知る人ぞ知るおいしいメニュー「今日のおすすめ イカスミ麺ヤキソバ」はだいたい毎日ありますし、通常メニューの一品料理にはごはんと汁物をつけて定食のように食事することもできます。とにかくランチタイムに入店さえできれば、沖縄のおいしい家庭料理を堪能できます!

売り切れ必須!平日限定の日替わりAランチ

Aランチ・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)
Aランチ・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)

こちらが「ゆうなんぎい」のAランチです。この日はナスのひき肉はさみ揚げ、ゴーヤチャンプルー、ソーメン汁、ジーマミトーフ、ぜんざい、ライス、漬物でした。完全に個人調べですが、開店1時間以内に売れ切る可能性が高く、3種類の日替わりランチのなかでも人気No.1はAランチだと思います。

すぐに売り切れてしまう人気の理由、それはおいしい上にボリュームがあって、さらに料金もお得だからでしょう。これだけおかずがついてフルコース並みなのに、お値段は660円!このご時世にありがたいことですよね。奇跡の1マイルと呼ばれる国際通りのすぐ近くに、こんな三拍子がそろった「ゆうなんぎい」が存在していることこそが奇跡だと思います。

Aランチ・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)
ナスのひき肉はさみ揚げ

ナスのひき肉はさみ揚げは、ナスにひき肉がしっかりと詰められて、デミグラスソースのような味付けでした。ナスはアツアツ、トロトロの揚げたてで、野菜の甘味もあり、濃いソースがごはんのおともに最高です。

ゴーヤちゃんぷる・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)
ゴーヤチャンプルー

ゴーヤチャンプルーはシャキシャキ感が残り、生ゴーヤの食感が楽しめます。崩れた島豆腐とポーク(ランチョンミート)、ニンジンはちょうどよい感じにおいしくチャンプルーされています。

少し食べたら味変をするのもよいですよ!沖縄料理店の定番調味料、ピパーチ(島こしょう)とコーレーグース(島唐辛子を泡盛に漬けたもの)を少しずつかけてみてください。「ゆうなんぎい」のピパーチは、香りがよいので個人的に好みです。

調味料・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)
ゆうなんぎいの調味料

そして忘れていけないのはライス!なんといっても「ゆうなんぎい」はお米がおいしいのです。この熟練のごはんの炊き方をぜひ味わってほしいですし、一回までおかわり無料なのでたっぷり食べてほしいなぁ。

という訳で、瞬く間にゴーヤチャンプルーは食べ終わり、コバルト唐草柄のやちむん(沖縄の方言で焼き物)だけが残りました。

Aランチ・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)

味噌仕立てのソーメン汁は甘めに味付けされ、定食全体のバランスをおいしく支えています。ジーマミトーフ、ぜんざいと小鉢も充実している満足感たっぷりのAランチでした。

Aランチ・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)
ソーメン汁
Aランチ・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)
ジーマミー豆腐

「ゆうなんぎい」での個人的な推しの一品

ゴーヤ酢の物・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)

そして、完全に個人的な推し、それがゴーヤの酢の物です。スライスした山盛りのゴーヤに、おそらく「ゆうなんぎい」特製の三杯酢をかけて、鰹節をふりかけたシンプルな酢の物です。少し甘めの三杯酢がゴーヤと鰹節に絡んでこれがまたおいしいのです。小皿に取り分けたら2,3人でシェアできるほどの量で、お値段は500円。
私はゴーヤを食べると健康になる説を強く信じて、毎回一人食べてしまいます(笑)

今回の沖縄ランチのまとめ

今回は那覇市久茂地の老舗沖縄料理店「ゆうなんぎい」の平日限定日替わりAランチを食べてきました。「ゆうなんぎい」の日替わりは毎日メニューが変わる飽きのこないおいしさで、週に何度も通いたくなる地元民に愛される沖縄料理屋です。

この記事を書きながら気づいたのですが、ゴーヤチャンプルーとゴーヤの酢の物でゴーヤ被りしていたのは内緒にしておいてください(笑)

最後に、「ゆうなんぎい」の店員さんがおすすめするメニューは、フーチャンプルー、味噌仕立てのラフテー(豚の角煮)、それと昼(ランチ)限定の沖縄そばとのこと。平日に行けない方や日替わりランチが売り切れてしまった場合には、これら店員さんおすすめメニューを食べてみてくださいね。

Information

店外・ゆうなんぎい(沖縄県那覇市)
ゆうなんぎい

50年以上食される沖縄の味

住所
沖縄県那覇市久茂地3-3-3
電話番号
098-867-3765
営業時間
12:00~15:30(昼) 17:30~23:00(夜)
定休日
日曜日、祝日
駐車場
なし(近くにコインパーキングあり)
カード
不可
電子マネー
不可

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