イヌガラシ

( アブラナ科 イヌガラシ属 )

 道端や草地に生える10〜50aの多年草。葉は羽状に裂けるがスカシタ

ゴボウより裂け方が浅い。花は黄色で直径4〜5_果実は長さ1.6〜2a

の円柱形で上向きに反り返ってつく。

 アブラナ科の仲間は、昔見慣れたナズナのような枝のつき方と花が十文

字の形をしているのですぐわかるようになる。イヌガラシと似ているものにス

カシタゴボウ(上部の葉にも切れ込みがある)、ミチバタガラシ(花びらがな

い)があるが、スカシタゴボウは城山周辺では未観察である。