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小倉唯が「かわいさに衝撃を受けた!」アイドルたち ℃-ute、松浦亜弥からIVE、超ときめき宣伝部まで

この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
⇒この記事をオリジナルページで読む(2月22日掲載)

小倉唯

“かわいい”“キュート”な表現に唯一無二の美学・世界観をもち、アイドル界でもリスペクトを集める小倉唯さん。小倉さん自身も子供のころからかわいいものやアイドルが大好きということで、自身の世界観に影響を与えたアイドルグループや人物についてうかがい、そのかわいさの“源”に迫ってみました。また、3年ぶりにして初のセルフプロデュースアルバムとなる4thアルバム『Tarte』の制作秘話も語っていただきました。

撮影:平野敬久 取材・文:遠藤政樹

モーニング娘。に夢中だった子供時代

――幼稚園時代に劇団に入り、バレエ・ダンスといった習い事を経験するなど芸能や音楽がずっと身近にあった小倉さんですが、小さいころから音楽はお好きだったのでしょうか。
子供のころからアイドルが大好きでした。モーニング娘。さん、ミニモニ。さんに夢中になった世代で、家ではいつも踊っていました。あとお洋服が大好きで、いろんなテイストの服を着てポーズをとり、母に写真を撮ってもらって。そんな写真もいっぱい残っています(笑)。

――歌もダンスもどちらもお好きだったんですね。
そうですね。家族によると、物心ついたぐらいから好きだったみたいです。

――初めて買ったCDは何だったのでしょうか?
買ってもらったものですが、初めてはモーニング娘。さんのCDで、『ザ☆ピ〜ス!』だったと思います。
――それでは、初めて行ったライブはどのようなものでしたか?
初めてのライブは、当時自分が所属していた系列の事務所が定期的に開催していた、研修生の子たちの発表会のようなライブを勉強のために観に行きました。あとは℃-uteさん、Berryz工房さんが好きだったので、その2組の合同コンサートにも行ったことがあります。

――ライブを初めて観たときの印象や感想は覚えていますか?
まずはお客さんの熱量に圧倒されました。そして、そういう場において堂々とパフォーマンスする同世代の女の子たちや先輩を見て、すごくカッコいいと思ったことを覚えています。自分もそのステージにいつか上がれたらいいなという想いで、憧れの眼差しで見ていましたね。

小倉唯が「かわいさに衝撃を受けたアイドル」とは?

――そんな小倉さんに、「あまりのかわいさに衝撃を受けた」「現在の自分の世界観に影響を与えた」と思うアイドルやアーティストを教えていただければと思います。3組選ぶとしたら、どなたでしょうか?
当時、ハロー!プロジェクトの大ファンで、中でも松浦亜弥さん、℃-uteさん、Berryz工房さんが大好きでした。きっかけはモーニング娘。さんでしたが、そこからどんどん派生していき、やはりそのお三方のミュージックビデオ(MV)や楽曲には、自分のインスピレーションがすごく影響された部分があります。

「こうなりたい」と思わせてくれた「松浦亜弥」

――まずは1組目、小倉さんが感じた松浦亜弥さんの魅力を教えてください。
圧倒的なパフォーマンス力が素晴らしいです。ダンスもビジュアルもすべてがオンリーワンの世界観。魅力的で、かわいいのにカッコいいアイドルっていう印象があります。そこがすごく引き込まれる部分だなと思いますね。当時、松浦亜弥さんを見て「自分もこういう存在になりたい」と思った記憶があります。よく歌やダンスをマネしていましたね。
――小倉さんにとって強烈なインパクトを与えてくれた存在だったのですね。では、松浦亜弥さんの好きな楽曲を3つ挙げるならどの曲でしょうか。
決められない……(笑)。難しいですけど、デビュー曲の『ドッキドキ!LOVEメール』や『100回のKISS』も好きですし、あとは『トロピカ〜ル恋して〜る』とかポップな歌もすごく好きですね。

思わずマネしたくなるほど夢中だった「Berryz工房」

――続いて2組目、小倉さんが感じたBerryz工房の魅力を教えてください。
楽曲がすごく良いいですよね。カッコいい曲から、かわいい曲、面白い楽曲までたくさんあって、振り付けも斬新なものがあり、思わずマネしたくなっちゃうような。メンバーは一人一人でそれぞれ違った印象や個性をお持ちなのですが、全員が集まった時のパワーというか、バランス感や魅力がすごく素敵だな、と思って応援していました。

――個も強く、グループになっても強いというのは素晴らしいと思います。ではBerryz工房についても、好きな楽曲を3曲教えてください。
『スッペシャル ジェネレ〜ション』のようなBerryz工房さんらしさというか、ポップな曲も好きですし、『VERY BEAUTY』も大好き。『付き合ってるのに片思い』はダンスがとても好きでした。とはいうものの、本音を言うと、とても3つになんて決められませんね(笑)。

【Berryz工房の好きな楽曲3選】

『スッペシャル ジェネレ〜ション』

『VERY BEAUTY』

『付き合ってるのに片思い』

女の子としての憧れが詰まっていた「℃-ute」

――それでは、3組目の℃-uteの魅力はどういったところに感じていたのでしょうか。
中学生の頃に大好きになり、ダンスをマネして踊っていたんです。とにかくかわいくてセクシーで、ビジュアル的な魅力はもちろん、中毒性のある楽曲や振り付けに虜になりました。皆さんそろった時のパフォーマンスは、女の子としての憧れが詰まったガールズグループだったなと思います。

――そのころは、いいなと思ったらマネをすることが多かったのでしょうか?
そうですね、よくマネしていました。一時期、ステージでヘッドセットを着けて歌う姿に憧れたことがあり、当時習っていた英会話の通信授業用のヘッドセットを着けて、アイドルになりきり家で歌って踊っていました(笑)。そのくらい憧れがあって。衣装も、アイドルが着ているチューブトップみたいな服とかを探して着てみたり(笑)。

――全力で取り組む気持ちは、男子がヒーローものに憧れてマネをするような気持ちと通じるものがありそうですね。℃-uteの好きな楽曲も3曲教えてください。
中学生ぐらいのときに見た『都会っ子 純情』がすごくカッコよくて衝撃的でした。ダンスを全部覚えて踊っていましたね。『桜チラリ』も大好きですし、『EVERYDAY YEAH! 片想い』のような、純粋でシンプルにかわいくて、楽しく生きていることへのありがたみを感じれれるような尊い曲も好きです。可愛いとカッコイイ、どっちにも振れるのがすごいなと思って見ていましたね。

【℃-uteの好きな楽曲3選】

『都会っ子 純情』

『桜チラリ』

『EVERYDAY YEAH! 片想い』

自分が思う“かわいい”は常にアップデート中

――現在注目しているアイドルや、ヘビロテしているような曲はありますか。
TikTok で『すきっ!』という曲がバズっている「超ときめき▽宣伝部」(▽=ハート)というアイドルグループさんですね。私もその楽曲をきっかけに知ったのですが、近年で稀に見る、正統派かわいいに特化したグループ。メンバー皆さんめちゃくちゃかわいいですし、パフォーマンスも抜かりなくて。本当に癒やされています。

ときめき▽宣伝部『すきっ!』MV

――そういったお気に入りの“かわいさ”にめぐり合うため、普段から積極的にリサーチしているのでしょうか?
意識的に探しているわけではないのですが、無意識のうちにセンサーを張っているのかもしれません。気付いたらレーダーに引っかかるようなことは結構ありますね。

――センサーにヒットするポイントのようなものは何かありますか。
言葉にするのは難しく、感覚的なものになってしまいますが、何か引き込まれるというか、想いが伝わってくるというか。その方たちのパフォーマンスを見た時にビビっとくるものがあることでしょうか。それと、自分がリスペクトできる、というのも大事な要素かもしれないですね。
――なるほど。では新旧含めて、“キュートさ”という視点で小倉さんが憧れるアイドルやアーティストの方はいらっしゃいますか。理由とともに教えてください。
元℃-uteの鈴木愛理さんは、憧れと言うのもおこがましいくらい、自分の中ではレジェンド的な存在です。

あと、最近ではIVE(アイヴ)さん。もともとIZ*ONE(アイズワン)さんが好きで応援していたんですが、活動期間を終えられてそれぞれソロやユニットなどでデビューされている中、IVEには元IZ*ONEのメンバーが2人いらっしゃることでも注目をしていました。ビジュアルから歌やダンスまで本当にパーフェクトで、久しぶりに衝撃を受けました。完成度の高さに本当にびっくりしましたね。

IVEデビュー曲『ELEVEN』MV

――ちなみに、そういった憧れを抱くような方々と、いつか共演してみたい思いはありますか。
いや〜、そっと応援していたいです(笑)。自分の中ではずっと憧れの存在のままで留めておきたいのかもしれません。

――実際に共演できることになっても……?
う〜ん……それはそれでうれしいかもしれません(笑)。

かわいい衣装は“シルエット”にこだわり

――衣装へのこだわりについても聞かせてください。小倉さんはフリルのついたかわいいドレスからロックテイストまで、曲の世界観に合わせて多彩な衣装を着こなしていらっしゃいます。いつもどのようなことを意識されているのでしょうか。
毎回、楽曲のコンセプトや自分の中での流行を衣装さんに相談しながら決めていますね。私は身長が低く、それがすごくコンプレックスなので、自分の体格に合う衣装のディテールや衣装のラインは、特に意識しています。

フィッティングする時もそういった部分を衣装さんに相談して、気になる部分はカバーしていただくなど、シルエットはミリ単位でのこだわりがあるかもしれないですね。
――なるほど。衣装選定の際、テレビやライブ、MVなどで観ていたものからインスピレーションを得ることはありますか?
めちゃくちゃあります。歌番組を観ていても、アイドルさん達がかわいい衣装を着ていると思わず写真を撮っちゃうことも(笑)。あとは、アイドルさんの衣装本なども、新しい衣装のアイデア出しとして参考にさせていただくこともありますし。いろんな衣装の知識や流行りとかは自然と追っちゃいますね。

――やはりカッコいいよりかわいい方が、衣装的にはより好みなのでしょうか?
はい、断然かわいい方が好きですね。中学生くらいのころは「LIZ LISA(リズリサ)」というブランドにハマっていましたし、幼少期からピンクやフリフリという世界観が大好きでした。今でも、ライブでそういったかわいらしい、女の子の夢が詰まったような衣装を着させていただくと、胸がときめくしすごくテンションが上がりますね。
――リズリサはたしかにかわいいですね。小倉さんのキュートな雰囲気にもマッチしていると思います。普段も可愛い系の洋服を着る機会が多いのでしょうか。
中高生までは、私服でもそういったテイストの服を着ていたのですが、大学生ぐらいからはもっとメリハリをつけようと思って、いろんな系統の洋服を着ています。最近ではどんどん楽さを重視した服になっていってますね(笑)。

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