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ブスにも美人にもなれる、平岩紙の高い汎用性
“母”イメージ定着も、「大人計画」出身らしくコミカルからシリアスまで
また、『マイガール』(テレビ朝日系)や『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)、現在放送中の『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系)では母親役を演じ、すっかり“母”のイメージが定着している平岩。女優デビューは2000年で、現在36歳、女優としては中堅といったところだが、“日本の母”としてはまだ若い気がしないでもない。
“ブスと美人の境界線上”にいることで広がる、演技の“振り幅”
いわゆる、“現実にいそう感”がウリの平岩。そこで持ち上がってきたのが、先述の「平岩紙はブスかブスじゃないか?」という“顔面論争”だ。ネットでは「ドストライク!」「可愛い」という意見もあれば、反対の意見もある。さらに、ブスだけど可愛い=“ブスかわ”説もあり、人によって平岩はブスにも美人にも見えるという、まさに“ブスと美人の境界線上”にいるということらしい。しかし女優としては、視聴者が勝手に女優としての“振り幅”を広げてくれるという、ある意味で最高のポジションにいると言ってもいいのではないだろうか?
修造の熱血演技にも引けを取らない“温度の低い”演技で松本人志からもラブコール
平岩はかつて、『松本人志のコント MHK』(NHK総合)でコントに挑戦したこともある。コント慣れした女芸人が大勢いるにも関わらず、松本の妻役として抜擢されたのだ。インテリ系から庶民派のお母さん、ちょっとぶっ飛んだお嬢様、そしてブスキャラ、さらにはコントまで、自然に無理なく演じ切ってしまう平岩紙の“キャラ幅”は、今後もますます広がっていくことであろう。