NHKお昼のトーク番組『スタジオパークからこんにちは』（総合 月〜金 後1：05〜）の新キャスター会見が8日、東京・渋谷の同局で行われ、4日の放送から司会を務めている青山祐子アナウンサーらが登場した。2日に報道番組『ニュースウオッチ9』（総合 後9：00〜）のメインキャスターを卒業し、夜の顔から昼の顔となった青山アナは「朝起きるのが辛い」と苦笑い。その一方で「等身大で臨もうと思う。家庭での苦労も知っていけばゲストとのやりとりもできるし。腹を割って臨みたい」と、新婚という自身の環境の変化も交えつつ抱負を語った。

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　今年度より放送開始17年目に突入する同番組は、各界の著名人や芸能人をゲストに招き、これまでの活動やさまざまなエピソードを掘り下げるトーク番組。青山アナは「4週間前に東日本大震災があり、毎日震災報道をしていましたが、今週からガラッと変わった。準備ができていないまま、スタートしてしまいました」と肩をすぼめながらあいさつ。予定調和のない生番組とあり「ゲストの人間っぽさを出せたら面白いかな」と意欲をうかがわせた。

　これまで夜の報道番組を担当していたことから青山アナは「今は朝起きるのが辛い。今までは12時に起きていたのが、今では8時半。そのうち、時差は直ると思いますが…」と体内リズムの調整に苦戦している模様。それでも「早く帰れる。かなり時間があって、舞台を見たりしたいなと思う。有効に時間が使えると思います」と語り、新たな生活スタイルに期待をふくらませていた。

　昨年から司会を務めている近田雄一アナウンサーは「お互いの呼吸を探り探りですけど大丈夫です」と、新コンビを組む先輩・青山アナへの信頼感をのぞかせた。さらに「1週間やってみて、普段はおだやかな笑みが多いなと思った」とその印象を語ったが、これを受けて青山アナは「今まで、笑わない女に見られていたのかな」と首をかしげていた。