女優の岡本杏理が12日、都内で行われたBS-TBSの人気ドラマシリーズ『ケータイ刑事 銭形結』の制作発表会見に出席した。過去に宮崎あおい、堀北真希、夏帆らを輩出し、若手女優の登竜門的存在となった同番組の8代目に任命された岡本は「今まで、7名の素晴らしい女優さんがやっていたので、負けないように精一杯やりたい」と抱負を語った。結の相棒役は、シリーズ初登場となる辰巳琢郎が起用された。

【写真】その他の写真を見る

　警視総監を祖父に持つ銭形4姉妹の分家にあたる雷、海、命を姉に持つIQ180の女子高生・銭形結が、数々の難事件を天才的な推理力で解決していく連続ドラマ。岡本は「憧れてた大好きな作品。まさか自分がやるとは思ってなかった」と興奮気味に語り「謎を解くということで、目や表情とかのお芝居も頑張ってます」と細かい演技にも気を配っていると明かした。

　相棒役の辰巳とのコンビネーションもバッチリで、岡本は「テスト前に勉強を教えてもらって感謝です。地理を教えてもらって受けたら、凄い点数が上がったんです」と“辰巳塾”の成果を報告。京大卒のインテリぶりを発揮した辰巳は「番組が終わっても、家庭教師を続けたい」とまんざらでもない笑みを見せていた。

　岡本は、雑誌「Seventeen」の専属モデルをはじめ、数々のドラマや映画に出演している若手女優。同シリーズの丹羽多聞アンドリウプロデューサーは「2年前から候補に挙がっていた」と、彼女の秘める何かにかねてから目をつけていたといい、今回満を持しての起用となった。

　ドラマ『ケータイ刑事 銭形結』はBS-TBSにて12月4日（土）より毎週土曜午後2時30分より放送。舞台版は12月29日（水）から31日（金）まで東京・本多劇場にて上演される。また、今作は、アメリカへのドラマ放送同時配信やドラマ内容と連動したソーシャルゲームコンテンツを開始したり、12月25日（土）放送のシリーズ累計200回スペシャルでは、テレビ初の3Dフォトモーフィング（専用眼鏡をかけなくても3D映像が楽しめる技術）で放送される。

◆関連ニュース一覧　TBS｜ドラマ