中国出身タレントのローラ・チャン（23）が、アグネス・チャン（55）の1972年のヒット曲「ひなげしの花」のカバーでCDデビューすることが6日、わかった。発売日の11月25日は、アグネスが38年前に同曲で歌手デビューした記念日。ローラのビジュアル面を含めた全面プロデュースに初挑戦したアグネスは「日中友好のためにも「ひなげしの花」を大事に歌っていってください」とエールを送った。

　ローラはCDデビューと同時に、東京・上野動物園で来春にも一般公開予定となっているパンダの日本名の一般公募に名乗りをあげた。自身とアグネスの共通の名前をつなげ「“チャン・チャン”という名前で募集が始まったらすぐ応募したい。日中友好の証ともいえるパンダの名付け親になることで、二つの国の架け橋の役目をできればと思います」と意気込む。

　これを聞いたアグネスは「日本で初めてのパンダ、ランランとカンカンが上野動物園にきたのと同じ年の1972年に私は来日しました。“チャン後輩”が来年上野動物園に来るパンダに名付けたいと思ったのも何かの縁。採用されるといいですね」と感慨深げだ。

　これまでグラビアやバラエティー番組を中心に活動してきたローラのデビューシングルには、岡本真夜が書き下ろした配信限定シングル「Lonely Girl〜君とリンクしたい〜」も初CD化。ローラ自ら訳詞を手がけた同曲の中国語バージョンも同時収録される。