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ゲイリー・オールドマンが母国・イングランドにエール

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 映画『ザ・ウォーカー』(アルバート・ヒューズ&アレン・ヒューズ監督、6月19日公開)に出演する英俳優ゲイリー・オールドマンが、このほど日本メディア向けのインタビューに答え、「ワールドカップなら、まずはイングランドを応援するのが道理でしょう」と、12日にサッカーW杯初戦となる米国戦を控えたイングランド代表にエールを送った。

「悪役は10年ぶりくらいかな」と語ったゲイリー・オールドマン (C)2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. 

「悪役は10年ぶりくらいかな」と語ったゲイリー・オールドマン (C)2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. 

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 オールドマンは、英・ロンドン出身。「ワールドカップ出場国には、素晴らしいチームもあるし、素晴らしい選手もたくさんいるよね。でも、本当に良い選手の多くはイングランド・プレミアリーグで活躍しているけどね(笑)」とサッカーの母国で生まれたことを誇りに思っている様子。

 サッカーではなく、演技の道を進んだオールドマンは、『JFK』(1991年、オリバー・ストーン監督)でのオズワルド、『ドラキュラ』(1992年、フランシス・フォード・コッポラ)でのドラキュラ、『不滅の恋/ベートーヴェン』(1994年、バーナード・ローズ監督)でのベートーヴェン、『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』(2005年・2008年、クリストファー・ノーラン監督)でのゴードンなど、エキセントリックな人物を演じるごとに評価を上げてきた名優。『ザ・ウォーカー』でもその才能を十分に発揮して、世界最後の本を狙い続ける独裁者・カーネギーを熱演している。

 オールドマンは同作を「善と悪、光と闇という非常に古典的な構造だけどね。相反する2人の意思が衝突するんだ。西部劇のようだね」と語る。最大の見どころとして、デンゼル・ワシントン演じる主人公・イーライとカーネギー、対照的な2人の男の対決シーンを挙げた。

 「カーネギーがイーライを撃つ場面。血を流しながら倒れこむイーライを見ながら、カーネギーは手下に向かって『ほら、普通の人間だろ?』と言うシーンがある。それから、カーネギーはイーライに顔を近づけ、『俺のために祈ってみろ』と言うんだ。悪役としてはすばらしい台詞だよ。撃たれた男に向かって、撃った方が『俺のために祈ってみろ』なんてね。これはデンゼルのアイデアなんだ」

 同作で共演した米女優ミラ・クニス(26)が“次のアンジェリーナ・ジョリー”と騒がれていることに話題が及ぶと、「私だって一時期“次のブラッド・ピットだ”って騒がれていたんだぞ(笑)」とジョークまで飛び出し、「ミラとは楽しかったよ。とにかく、いいキャストだった」と納得の表情を見せていたという。

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  • 「悪役は10年ぶりくらいかな」と語ったゲイリー・オールドマン (C)2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. 
  • 映画『ザ・ウォーカー』ゲイリー・オールドマンの出演シーン 6月19日(土)より全国公開 (C)2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. 
  • 映画『ザ・ウォーカー』ミラ・クニスの出演シーン 6月19日(土)より全国公開(C)2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. 

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