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松雪泰子、教え子との“擬似母娘”を熱演! 4月ドラマ『Mother』主演

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 女優・松雪泰子が、“母性”をテーマにした4月スタートの新ドラマ『Mother』(日本テレビ系 水曜・後10時)に主演することが17日、わかった。松雪演じる小学校教師が、家庭内暴力を受けている教え子を“誘拐”し、彼女の母親になるという大胆なストーリー。“疑似母娘”となった2人の関係から、母性の大切さ、女性として生きることの真価に迫るという新感覚のドラマだ。同作の次屋尚プロデューサーは「もし松雪さんに断られたら、この企画を捨てる覚悟で熱烈に出演交渉させていただき、承諾いただきました」と松雪への並々ならぬ想いを明かしている。

ドラマ『Mother』で主演を務める松雪泰子 

ドラマ『Mother』で主演を務める松雪泰子 

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 物語は、冷めた性格の奈緒(松雪)が小学校の教師になったことから始まるヒューマンドラマ。三姉妹の長女として生まれた奈緒は現実的で冷めた性格で、友人が恋に夢中になっている間も勉強を続け、北海道の大学に進学。恋愛も経験しないまま、研究員として大学院に進み、30歳半ばとなる中、突然、研究室が閉鎖となり、仕方なく小学校の教師となる。

 興味も情熱も持てない中、奈緒は1年生の道木怜南という少女と出会う。怜南は母と2人暮らしだが、家には母親の恋人の男が出入りしており、男は日常的に怜南に暴力を振るい、周囲は見て見ぬフリをしていた。奈緒は学校に退職願いを出し、怜南に次のように告げる。「道木さん、よく聞いて。わたしはこれからあなたを誘拐しようと思う。あなたのお母さんになろうと思う。2人で一生ウソをついて生きていくの。できる?」。2人は、人知れず東京行きの夜行列車に飛び乗り、新たな生活に直面していく……。

 脚本には、ドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)や映画『世界の中心で、愛をさけぶ』で一世を風靡し、『わたしたちの教科書』(同局系)で第26回向田邦子賞に輝いた坂元裕二氏が担当。時代性を見据えた巧みなストーリー展開とセリフで本格派人間ドラマを描いてきた彼の完全オリジナルストーリーとなる。昨年の秋、次屋プロデューサーと企画立案をはじめ、“母性”を主軸に、ストーリーとテーマとの両方を重視した内容の濃いドラマ作りを開始。「主人公は松雪以外に考えられない」という気持ちで意見が一致した。次屋プロデューサーは「ドラマを見てくださった女性が、自分が女性に生まれてきたことが少しうれしくなるような、ちょっぴり誇りを持つような、そんなドラマになれれば、と思っています」と意気込んでいる。



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