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長門・南田夫妻初共演映画『太陽の季節』53年ぶりにCDジャケットに

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 3人組ユニット・absorbが4月に発売するシングルCD「愛ノ詩」に、長門裕之南田洋子が初めて共演した映画『太陽の季節』の写真を起用していることが18日(水)までに、わかった。同作の写真を映画以外で商品化するのは初めてで、公開以来53年ぶりに日の目が当たる形。昨年11月にテレビで放送された長門、南田夫婦のドキュメンタリー番組を見て、メンバーが夫婦間の強い愛に感銘して「愛ノ詩」が生まれた。

長門裕之・南田洋子夫妻が初共演した映画『太陽の季節』の写真が起用された、absorbの2枚目のシングル「愛ノ詩」 

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 absorbは、認知症の南田を長門が懸命に支える日々を追ったドキュメンタリー番組を見たことがきっかけで、当初は若い男女のラブソングだった楽曲を「未来永劫にあなたを愛すよ」というスケールの大きな愛を歌う形に変更。長門、南田夫妻へ贈る永遠のラブソングとして書き上げ、作品に、よりリアリティーを持たせるために、夫妻が結婚するきっかけとなった映画『太陽の季節』の写真をアートワークとして使うことを発案。長門にオファーしたところ2つ返事で快諾されたという。

 長門は「若いミュージシャンなんていうのは、縁遠いものだと思っていただけに、今回のことは何か遠い太陽の陽射しが木漏れ日のように暖かく降り注いできたような思いがします。『太陽の季節』は僕と洋子にとって、まさに愛の基点となった作品です。それだけにabsorbが「愛ノ詩」という曲でジャケットに使ってくれたということに、本当に感激しています」とコメント。

 一方、absorbの森は、「詩の一節に、〜一日でも長く生きるんだ ひとりじゃいやでしょ〜という箇所があります。ここはまさに、長門さん・南田さんの物語が無ければ、生まれ得なかったものです。この楽曲を通していろんな形の夫婦愛を感じてもらえたらと思います」と、今回の作品の聴きどころをアピールしている。

 absorbの2枚目のシングル「愛ノ詩」は4月15日に発売。

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