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副島萌生アナ『NHKニュース7』抜てきに重圧と責任感 糸井羊司アナは“バタフライエフェクト”指摘【コメント全文】

 NHKは14日、2024年度の主な番組キャスターを発表。『NHKニュース7』(月〜木 後7:00)について、新たに糸井羊司アナ、副島萌生アナが加入することが決定した。このほど、2人からのコメントが到着した。

(左から)糸井羊司アナウンサー、副島萌生アナウンサー(C)NHK

(左から)糸井羊司アナウンサー、副島萌生アナウンサー(C)NHK

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 糸井アナはこれまで福島、名古屋、アナウンス室、札幌に勤務し、現在は「正午ニュース」、「映像の世紀バタフライエフェクト(語り)」を担当。

 副島アナは、これまで大分、名古屋に勤務し、現在は「おはよう日本(キャスター)」、「レジェンドの目撃者(MC)」を担当している。

■糸井羊司アナ
『ニュース7』、今年31年目でこの春からは32年目に入りますが、平日の歴代のキャスターの担当開始当時の年齢を調べましたら私は最年長でした。よってフレッシュさは皆無です。にもかかわらず「なぜ私?」というのを考えた時に、ニュースに「これまで以上に人間味を出していきましょう」ということなのではないかと受け止めています。正確、論理的なNHKのニュース原稿にほんのちょっと心配りをすることで、人が伝える血の通った話言葉にしてニュースをお伝えしていきたい。
一緒に担当する副島さんと私は、実は高校時代に全く同じ経験をしていること、そして尊敬するアナウンサーが同じ、という共通点がある2人でして、そんな2人がめぐりめぐって同じ番組を担当するという『バタフライエフェクト』も起きましたので、そちらの番組とあわせて期待していただければと思います。

■副島萌生アナ
30年以上視聴者の皆さんにご覧いただき、NHKとしても大切にしてきた『ニュース7』を担当することに責任とプレッシャーを感じています。私はこれまでキャスターを務められてきた先輩方や、糸井さんとは違って、経験も実績も実力も乏しいところがありますが、それでも大切にしたい思いは糸井さんと同じで、「人間が伝える、人が伝える、血の通った言葉で情報を届けたい」ということです。
私は、青森県の弘前市で人生の半分以上を過ごしてきました。それがベースになっているのですが、入局して名古屋、大分を経てスポーツ番組を担当し、すごく世界を広げさせてもらったと感じています。一緒にキャスターを務める糸井さん、それから番組を一緒に制作する制作陣と共に「どんな言葉で、どんなトーンで、どんな表現で」お伝えしたら、視聴者の皆さんに温もりをもって情報を受け止めていただけるかというところを突き詰めて考え、30分間の放送に臨みたいと思っています。

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