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安田章大、7年前の脳腫瘍について、アイドルとしての心の内も語る 聞き手は精神科医・清水研『スイッチインタビュー』後編

 2人の人物が2週にわたり、インタビューアと場所を「スイッチ」して対話し、その化学反応を楽しむNHK・Eテレの番組『スイッチインタビュー』(毎週金曜 後9:30)。今週9日は、グループ名を関ジャニ∞から改名、再スタートを切ったばかりのアイドルグループ「SUPER EIGHT」のギター・ボーカルを担当する安田章大と、4000人以上のがん患者の心のケアをしてきた腫瘍精神科医・清水研氏が出演する2週目(EP2)が放送される。

安田章大=Eテレ『スイッチインタビュー』2月9日放送回より(C)NHK

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 2017年に脳腫瘍の一種「髄膜種」を患った経験を持つ安田。腫瘍は直径8センチ、手術は12時間に及び100針以上縫う大手術だったという。今はさまざまな後遺症の影響で強い光を避けるため、サングラスが手放せない生活になった。そんな自身の経験から、清水氏の著書に大いに共感し、長年会いたいと願っていた。2日に放された1週目(EP1)では、安田が愛読している清水氏の著書を持参して、インタビューを行った。

 日本で初めて、がん患者の心を支える“レジリエンス外来”を開設した清水氏は、がん患者とその家族と対話し、心のケアをしてきた経験を通して、がんを受け入れられない患者の多くが「こうでなければいけない」という考え方「must思考」に縛られているという。同時に、悩んでいる自分を認めることの大切さを語った。

腫瘍精神科医・清水研=Eテレ『スイッチインタビュー』2月9日放送回より(C)NHK

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 安田が、病気によって今までの生活ができなくなり、ガッツリ折れて、怒っていっぱい泣き崩れてたからこそ自分が立ち直れたという経験を語ると、清水氏は、悲しみや怒りなどの負の感情には「大切な役割」があり、人間の持つ、心を回復させる力(レジリエンス)について説いた。そして、安田は、清水氏自身も最近まで「must思考」に縛られていたこと、自身も悩み、カウンセリングを受けたこと、自分の心の声に耳を傾けて「want」の気持ちを大切にすることを始めたばかりだという話を引き出した。

東京・新宿の花園神社にて(左から)腫瘍精神科医・清水研、安田章大=Eテレ『スイッチインタビュー』2月9日放送回より(C)NHK

東京・新宿の花園神社にて(左から)腫瘍精神科医・清水研、安田章大=Eテレ『スイッチインタビュー』2月9日放送回より(C)NHK

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 9日放送のEP2では、さまざまな会話を通して意気投合した2人は、対談の舞台を東京・新宿にある花園神社に移し、清水氏がインタビュアーとなり安田の話を聞く。同神社は、安田が昨年主演を務めた舞台『少女都市からの呼び声』の作者である、アングラ演劇の巨匠・唐十郎にゆかりのある地だ。

 安田にとって今年はデビュー20周年、40歳を迎える区切りの年。そんな彼が「アイドル」について、「自身の病」について、そして、一度は仕事をやめようとまで考えたこともある自分が、なぜ今もステージに立ち続け「芸能の世界に残ってエンターテイメントを届ける」ことを選んだのか?など、これまであまり語ってこなかった心の内を語る。

 なお、EP1は、NHKプラスで9日午後9時59分まで見逃し配信中。

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  • (左から)腫瘍精神科医・清水研、安田章大=Eテレ『スイッチインタビュー』2月9日放送回より(C)NHK
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