俳優の宮崎あおい（※崎＝たつさき、38）が26日、都内で行われたドキュメンタリー映画『カラフルな魔女〜角野栄子の物語が生まれる暮らし〜』の初日舞台あいさつに登壇。憧れの児童文学作家・角野栄子氏（89）の生き方を通して、自身の将来を語った。

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　今作は、『魔女の宅急便』の作者として知られる、角野氏の日常に4年にわたって密着したドキュメンタリー映画。NHK Eテレ『カラフルな魔女』で放送されていた映像を再編集し、新たに追加撮影した。宮川麻里奈氏が監督を務め、宮崎は語りを担当した。

　今月1日に89歳の誕生日を迎えた角野氏は、観客からの祝福に「なんか恥ずかしい」と照れ笑い。「人生、これが一番華やかな終わりかと思っておりましたが、すばらしい映画を作っていただいて、新しい扉が開いたかなという気がして、何か楽しいことが起きると期待しております」と今後の更なる活躍を誓った。

　そして、ナレーションとして角野氏の生きざまに寄り添った宮崎は「角野さんにお会いすると元気なので、角野さんのようになりたいなって。皆さんにとってもすてきな姿だと思います」と憧れを告白。「私は、ものづくりが好きなので、今は役者の仕事をしていますが、違う部署だったとしても、皆で時間を過ごして誰かに届ける作業が好きなので、何かしらのものづくりに関わっていたいなと思います」と自身の将来の姿を予想し、「刺繍（ししゅう）も料理も好きなので、誰かに届く何かを自分の手を使って作っていきたいなと思います」と語った。

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