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前田敦子、トラウマ抱える難役に1ヶ月悩み出演受諾「こんなに真剣に悩んだのは初めて」
俳優の前田敦子、三島有紀子監督が18日、都内で行われた映画『一月の声に歓びを刻め』（2月9日公開）完成披露舞台あいさつに登壇。前田は、過去に性被害をうけ、トラウマを抱える“れいこ”という難役に悩み抜いて出演を決めたことを明かした。
本作は、『繕い裁つ人』『幼な子われらに生まれ』『Red』など多くの作品を手掛け、国内外の映画祭でも高い評価を受ける三島監督の長編10作目となる最新作。監督自身が47年間向き合い続けた「ある事件」をモチーフに、「性暴力と心の傷」という難しいテーマにあえて挑み、心の中に生まれる罪の意識を静かに、深く見つめる映画。
三島監督は「たった二人で映画をつくろうと決めた作品なので、そこからキャストのみなさんやスタッフの方々が一緒に作ろうと言ってくれて、ここまでこれました。お金も集まってない、配給も公開日も決まっていない中で『一緒につくろう』と言ってくださったことがすごくうれしかった。このメンバーだからこそ、この作品を見ていただけるんだなと思うと感慨深いです」とやっと完成した同作への思いを吐露。
そんな監督から、出演を熱烈にアプローチされたという前田は「すごいメッセージ性のある役をオファーしていただいて、こんなに真剣に悩んだのは初めてというくらい悩んだ。自分の中の可能性を探る1ヶ月を過ごしました。監督の懐が深く、どんと待っていて下さったので、その胸に飛び込ませていただいました」と出演に至った経緯を明かした。
その言葉を受けた三島監督は「1ヶ月間悩んでくださったということが、すごく誠実に感じました」と言い、「すごく難しい役で、それだけ真剣に向き合ってくださったんだなと思い、『やる』と言ってくださった時は台本を抱きしめました」と前田の出演がかなったときの思いを打ち明けていた。
監督と1時間の間手をつないで映画について語り合ったこともあったという前田。同作への思いを最後に聞くと「監督とともに撮影していた感覚がとても強かった期間でした。いろんなものを受け取ってもらえる作品なんですけど、監督の映画愛が詰まったとても気持ちのいい映画になっています。いろんな感覚を使って、受け取ってほしいなと思います。最後まで堪能してください」と呼びかけた。
舞台あいさつには、本作に出演したカルーセル麻紀、哀川翔、坂東龍汰も登場した。
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本作は、『繕い裁つ人』『幼な子われらに生まれ』『Red』など多くの作品を手掛け、国内外の映画祭でも高い評価を受ける三島監督の長編10作目となる最新作。監督自身が47年間向き合い続けた「ある事件」をモチーフに、「性暴力と心の傷」という難しいテーマにあえて挑み、心の中に生まれる罪の意識を静かに、深く見つめる映画。
三島監督は「たった二人で映画をつくろうと決めた作品なので、そこからキャストのみなさんやスタッフの方々が一緒に作ろうと言ってくれて、ここまでこれました。お金も集まってない、配給も公開日も決まっていない中で『一緒につくろう』と言ってくださったことがすごくうれしかった。このメンバーだからこそ、この作品を見ていただけるんだなと思うと感慨深いです」とやっと完成した同作への思いを吐露。
そんな監督から、出演を熱烈にアプローチされたという前田は「すごいメッセージ性のある役をオファーしていただいて、こんなに真剣に悩んだのは初めてというくらい悩んだ。自分の中の可能性を探る1ヶ月を過ごしました。監督の懐が深く、どんと待っていて下さったので、その胸に飛び込ませていただいました」と出演に至った経緯を明かした。
その言葉を受けた三島監督は「1ヶ月間悩んでくださったということが、すごく誠実に感じました」と言い、「すごく難しい役で、それだけ真剣に向き合ってくださったんだなと思い、『やる』と言ってくださった時は台本を抱きしめました」と前田の出演がかなったときの思いを打ち明けていた。
監督と1時間の間手をつないで映画について語り合ったこともあったという前田。同作への思いを最後に聞くと「監督とともに撮影していた感覚がとても強かった期間でした。いろんなものを受け取ってもらえる作品なんですけど、監督の映画愛が詰まったとても気持ちのいい映画になっています。いろんな感覚を使って、受け取ってほしいなと思います。最後まで堪能してください」と呼びかけた。
舞台あいさつには、本作に出演したカルーセル麻紀、哀川翔、坂東龍汰も登場した。
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2024/01/18
