4対4の10歳以下のサッカー全国大会『4v4 JAPAN CUP U10 2023 presented by au』の決勝が26日、横浜市内で開催。本大会の発起人である本田圭佑をはじめ、W杯でともに戦った長友佑都や遠藤保仁ら総勢8人のレジェンドが参加したスペシャルマッチが開催された。

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　メンバーそのほか、乾貴士、家長昭博、酒井高徳、宮市亮、李忠成の豪華な選手たち。スペシャルマッチでは、本大会の初代チャンピオンに輝いた優勝チームのCompaniaとレジェンドたちが対戦。ここは大人の実力を見せつけ、レジェンドチームが6対4で勝利した。

　その後、本田チームと長友チームに分かれて、レジェンドマッチが実施された。本田チームは、本田のほか、家長、李、酒井、長友チームは、長友のほか、乾、宮市、遠藤にそれぞれ1人のサポートメンバーを入れて試合を行った。序盤は本田チームが李の先制弾や本田の体ごとゴールに突っ込むダイビングヘッドで優勢に進める。しかし、終盤に長友チームが猛攻を見せて追いつくと、13対13で終了。サドンデスのPK対決を実施し、最後はGK本田が長友を止め、GK長友が本田を止められずに終了した。

　大会を終え、取材に応じた本田は「ホッとしてます。今まで、こういうイベントはゲストとして呼ばれることしかなかった。余計なことを考えず、行って自分が何をするかだけだった。大きな事故なく、レジェンドもケガなく、やり切れた」と胸をなで下ろす。

　選手としても大会を盛り上げた。「ケガもよくなってきている。きょう、あれぐらいやって、膝はほとんど痛くない。復帰を本当は秋にしたかったけど、1回、追い込みすぎて膝が悪くなった。再チャレンジを来年度、どこかでやりたい」ときっぱり。そして「立場的には監督の方も考えたりする。選手をやり続けるのがトッププライオリティというわけではない。いろいろ全体像を見ながら」と付け加えていた。

　また、試合後、来年はU-10に加え、U-12、大人の部門で大会を開催するプランを本田は語っていた。