EXILE／FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹が主演を務め、7月スタートするABCテレビ・テレビ朝日のドラマ『around1/4（アラウンドクォーター）』のヒロインを、美山加恋が務めることが決まった。

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　人気WEBTOON（ウェブトゥーン）の実写化で、25歳のみずみずしい恋愛群像ストーリーを描く。作家・緒之氏による同名原作は、漫画アプリ「comico」（連載時は「comico PLUS」）で女性ランキング1位を獲得し続けるなど人気を集めた。25歳前後のアラウンドクォーター（アラクオ）の男女5人が、悩み傷つき過ちを繰り返しながらも、それぞれ自分なりの乗り越え方を見つけていく。

　美山演じるヒロイン・平田早苗は、高校時代から8年、一途に付き合ってきた恋人から突然ふられ、かつてのバイト仲間・康祐（佐藤）から誘われることになるというキャラクター。透明感あふれる肩出しショットが公開された。

　2004年にドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』の“凛ちゃん役”で脚光を集め、多数のドラマ、映画に出演。アニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』、映画『かがみの孤城』など声優としても活躍し、昨年にデビュー20周年の節目を迎えた美山が、等身大の25歳の女性像を表現する。

　また音楽で、気鋭のミクスチャーバンド・鋭児が参加することも決定。同バンドがドラマのオープニングテーマを担当し、劇伴もメンバーの及川千春、藤田聖史が手がける。

　ABCテレビ（関西）で7月9日より毎週日曜午後11時55分、テレビ朝日（関東）で同8日より土曜深夜2時30分に放送。ほか地域でも放送予定で、TVerとABEMAで見逃し配信も実施される。

■美山加恋　コメント
――原作の第一印象と、面白いと感じた部分は？
日常の中のちょっとした青春。でもそんなちょっとしたことで人って変わっていくんですよね。どんな人の心にも刺さる多種多様な5人のキャラクター性と、日常ドラマが素敵だと思いました。

――演じる「早苗」の印象は？
自覚はないけどつい彼氏に尽くしてしまい、自分を大事にする方法がよくわからず25歳になり、「私ってこれでいいのかな」「私ってつまらない人間なのか」と悩み始めます。すごく素直で、私にも似てる部分があるくらい（笑）。きっとたくさんのひとに共感してもらえる役なんじゃないかなと思っています。

――26歳、アラウンドクォーターまっただなかの美山さん。昔と変わったなと思う部分は？
女友だちといる時の会話が、20代前半の時と違うかもしれないと最近思いました。人間関係だったり、自分の人生観だったり、今まででなんとなくモヤモヤしていたことが、「あ、自分ってこうなんだ」と腑（ふ）に落ちる瞬間がきて。理想だけじゃなく、悩んでいることを素直に女子会で話せるようになった。25歳を超えて、楽しいと感じた瞬間のひとつです。

――視聴者へメッセージを
子どもじゃないけど大人にもなりきれない25歳。男女5人のちょっとしたドラマ。どきどきしながら、ちょっとほろっとしながら、楽しんでみていただけるよう、頑張ります。ぜひご覧ください。