俳優の黒木瞳が8日、都内で行われた映画『魔女の香水』（16日公開）の完成披露上映会の舞台あいさつに参加した。

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　“ミステリアス”な装いがドレスコード。シースルーの素材からデコルテラインを透けさせる艶やかな衣装で黒木は登場した。本作では魔女役となるが黒木は「魔女役は初めてです」と照れ笑い。気をつけて演じたポイントを問われると「70歳すぎの役をやっておりますけど、30歳の役も出てきます。その辺が魔女じゃないでしょうか。セーラー服から老婆までやらせてもらっています」と笑う。また、監督からの希望でシルバーヘアのウィッグを着用。「それで雰囲気を出そう、と。監督の理想とするビジョンに近づけたかなと思います」と語っていた。

　香水の香りをテーマに女性の成長を描く本作は、香水店を営む魔女さんと呼ばれる白石弥生（黒木）が、香りと言葉で人々の背中を押し、若林恵麻（桜井日奈子）ら登場人物たちが新たな一歩を踏み出していくシンデレラストーリー。

　舞台あいさつには、桜井日奈子、平岡祐太、川崎鷹也、宮武由衣監督、菅原智美製作統括も参加した。