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B’z稲葉浩志、地上波8年ぶりインタビュー「作詞は苦しかった」 5・1放送NHK『ニュースウオッチ9』

 デビュー35周年を迎えるB’zのボーカル・稲葉浩志が「言葉のチカラ」をテーマに語ったインタビューが、5月1日にNHK総合報道番組『ニュースウオッチ9』(後9:00)で放送されることが決定した。地上波では8年ぶりの単独インタビューで、“作詞家”稲葉浩志が信じる「言葉のチカラ」に迫る。

B’z稲葉浩志のインタビューを5月1日にNHK総合『ニュースウオッチ9』で放送決定(C)NHK

B’z稲葉浩志のインタビューを5月1日にNHK総合『ニュースウオッチ9』で放送決定(C)NHK

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 稲葉はこれまで500曲近い楽曲の作詞を手がけ、誰もが口ずさめるフレーズを次々と生み出してきた。「ultra soul」「いつかのメリークリスマス」をはじめ、枚挙にいとまがないほどのヒットを飛ばしてきたが「作詞は得意ではなく、苦しかった」とデビュー当時を振り返る。

 今回公開された直筆のノートからは、フレーズを何度も何度も書き直し、少しずつ言葉が洗練されていく様子を見て取ることができる。番組スタッフは「常に持ち歩いていたためボロボロになり、テープで補強されているノートは、稲葉さんが真摯に『言葉の可能性』を追求し続けてきた証」と感じたという。

 テレビ番組はほとんどニュースしか見ないという稲葉は、命の不平等が描かれる「あの命この命」(2004年)、東日本大震災を経験した人々に向けたメッセージを込めた『C’mon』(2011年)、コロナ禍の社会を歌う「SLEEPLESS」(2022年)など、そのときどきの社会情勢に影響を受けた歌詞が少なくないことも明かす。

 「言葉って、生きるための道具じゃないですかね。いい意味でも、悪い意味でも、人を変えていく可能性があるものだから――」

 根本の問題を解決することはできなくとも、「これってまずいよねっていうような、当たり前のことを、歌によって人と共有できれば」と、言葉を届け続ける思いを語る。

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