東京・築地ブディストホールで27日から30日まで上演する舞台『こと〜築地寿司物語〜明日への轍』の公開リハーサルが26日、同会場で行われ、主演の鳳恵弥のほか山本圭壱（極楽とんぼ）、市川美織、林剛史ら出演者が取材に応じた。

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　2017年に第1弾が上演された舞台『こと〜築地寿司物語〜』は、日本初の寿司屋の女店主として築地玉寿司の礎を築いた女性・ことの物語。今回は第5弾となり、こと役で鳳が主演を務め、娘役に市川、息子役に林などが出演。また、第2・3弾に夫役で出演していた山本が復帰した。

　鳳は「いろんなことを乗り越えて5作目まで紡ぐことができました。そして、たくさんの方に支えられながら、無事に公演を迎えられました」と感謝。続いて「お寿司は日本の食文化の最高峰の一つでもある。その食の力で“今”を乗り切ることができるということを、この舞台を通して伝えられると思っています」とアピールした。

　同作について寿司にちなみ「いろんなものを味わいに来ていただければと思います！」と呼びかけた。

　山本は「自分は本番仕様なので、稽古（けいこ）は稽古で頑張るんですけど、本番なんですよ。なのであしたからの本番、もう楽しみにしていてください！」と意気込みを語った。

　そのほか、佐藤茜、亀吉、水瀬紗彩耶、黒江心温、溝口雄大、園田英樹（脚本）、中野里陽平（築地寿司四代目）も登場した。