Amazonのプライム会員向け動画配信サービス「Prime Video」で10月21日より世界同時配信される、Amazon Originalドラマ『モダンラブ・東京〜さまざまな愛の形〜』。エピソード2「私が既婚者と寝て学んだこと」(監督:廣木隆一、脚本:黒沢久子)に主人公・佐藤加奈役で出演する榮倉奈々は、世界同時配信されることを「すごく、うれしいです」と喜んだ。
『モダンラブ・東京』は、2019 年に米国で製作され、世界配信されたAmazon Original『モダンラブ』の“日本版”。ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムをもとにした、愛にまつわるさまざまな物語を、東京を舞台に描く。
エピソード2「私が既婚者と寝て学んだこと」は、生物学の大学教員・佐藤加奈(榮倉)とフリーライターの山田圭介(柄本佑)は、セックスレスが原因で離婚した元夫婦。マッチングアプリで知り合った見知らぬ男性とその場限りの関係を結んでいく一方、圭介とは友達のような関係を続ける加奈の葛藤と、やがて自分にとって何が大事だったかに気づいていく姿が描かれる。
――出演した作品が世界配信されるというのはモチベーションアップになりましたか?
【榮倉】そうですね。これまで海外の方と知り合うご縁もあり、自分が出演している作品を『観たい』『教えて』と言っていただくことがあったのですが、外国語訳されている作品が少なく、、もどかしく感じることもあって…。今回、同時に何ヶ国語にも訳していただけるのが、本当にうれしいです。
――オリジナルの『モダンラブ』をから受け継いでる魅力。日本版ならではの魅力をどのように感じているか教えてください。
【榮倉】初めて『モダンラブ』を観た時に、設定を間違えていて、日本語字幕なしで観てしまいました。エピソード1「私の特別なドアマン」でしたが、英語で何を言っているのか、正確なところはわからなかったのですが、俳優の表情や身振り手振り、効果音、背景などから伝わってきたものだけで、とても感動したのを覚えています。言葉は大事ですが、言葉に頼らなくても伝える方法はあるんだな、という勉強にもなりました。
俳優として言葉以外の表現で、心を動かせるようなお芝居がしたいですし、できるようになりたいですし、今回、廣木監督が求めてくれたのもそういうお芝居だったので、とてもやりがいを感じていました。廣木監督は、東京の川と橋が生み出すロマンチックな景観を生かしながら、加奈の心の変化を描いて、日本の美しさも伝えたいとおっしゃっていて…、出来上がったものを見て、きっと伝わるんじゃないかと思いました。
――ドキッとするタイトルですが、エピソード2はどのような内容なのですか?
【榮倉】センセーショナルですが、パートナーや家族と一緒に観て気まずくなるような内容ではなく、とても優しい作品に仕上がっていると思います。このドラマの元記事となった、ニューヨーク・タイムズ紙のコラムを読んだ時に、文章から彼女の聡明さが伝わってきました。(加奈のモデルになった人は)物事を根本から掘り下げて論理的に考えることができる人なんだろうな、と思いました。この作品は、ある女性が自分の求めているものを探求する物語だと思います。
――『モダンラブ・東京』では、7つのエピソードそれぞれで異なる「愛」を描き、全話を通して“愛の多様性”が表現されていますが、エピソード2で描かれた「愛」について、榮倉さんが感じたことは?
【榮倉】「愛」というより「時間」のことをとても考えました。今はわからなくてもいつかわかる愛だったり、過去にわからなかった愛が今やっとわかったり、時間が経つことで変わってしまうことも、変えてしまうこともあるけれど、時間の流れが助けてくれるものは大きいな、と思いました。
私は子どもを産む以前は、トレーニングが趣味のような感じでストイックに取り組んでいました。トレーニングをすることで、自分のメンタルを保っていたようにも思います。一人目の子どもを産んだ後、初めての子育てに戸惑うことも多々ありました。それでも、毎日、時間は過ぎていって…。二人目が産まれた時、一人目の子育てをした時間と経験、その中で得た知識があったおかげでとても楽になっていて。今、この瞬間にわからないことはたくさんある。だけど時間が経ったらわかるようになることもある。私は子育てでそういう勉強もさせてもらいました。
――これからやりたことはありますか?
【榮倉】ファミリーでも楽しめる作品も好きですが、小説を読んでいるような文学的な、品のある作品にも憧れていました。今回、せりふで説明しすぎない、視聴者を信頼して、委ねる余白のある作品に出演できるというのは、とても幸せなことなんだな、という発見がありましたし、これからもそんな作品にももっと出たいと思っています。
■『モダンラブ・東京〜さまざまな愛の形〜』(配信中)
エピソード数:全7話(6話実写、1話アニメーション)
キャスト:水川あさみ/前田敦子/榮倉奈々/柄本佑/伊藤蘭/石橋凌/成田凌/夏帆/永作博美/ユースケ・サンタマリア/ナオミ・スコット/池松壮亮/黒木華/窪田正孝
松本若菜/寺島しのぶ/梶芽衣子/高良健吾/藤原季節/三浦透子/國村隼
ショーランナー:平柳敦子
監督:平柳敦子/廣木隆一/山下敦弘/荻上直子/黒沢清/山田尚子(アニメーション)
脚本:平柳敦子/黒沢久子/龍居由佳里/荻上直子/黒沢清
『モダンラブ・東京』は、2019 年に米国で製作され、世界配信されたAmazon Original『モダンラブ』の“日本版”。ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムをもとにした、愛にまつわるさまざまな物語を、東京を舞台に描く。
エピソード2「私が既婚者と寝て学んだこと」は、生物学の大学教員・佐藤加奈(榮倉)とフリーライターの山田圭介(柄本佑)は、セックスレスが原因で離婚した元夫婦。マッチングアプリで知り合った見知らぬ男性とその場限りの関係を結んでいく一方、圭介とは友達のような関係を続ける加奈の葛藤と、やがて自分にとって何が大事だったかに気づいていく姿が描かれる。
――出演した作品が世界配信されるというのはモチベーションアップになりましたか?
【榮倉】そうですね。これまで海外の方と知り合うご縁もあり、自分が出演している作品を『観たい』『教えて』と言っていただくことがあったのですが、外国語訳されている作品が少なく、、もどかしく感じることもあって…。今回、同時に何ヶ国語にも訳していただけるのが、本当にうれしいです。
――オリジナルの『モダンラブ』をから受け継いでる魅力。日本版ならではの魅力をどのように感じているか教えてください。
【榮倉】初めて『モダンラブ』を観た時に、設定を間違えていて、日本語字幕なしで観てしまいました。エピソード1「私の特別なドアマン」でしたが、英語で何を言っているのか、正確なところはわからなかったのですが、俳優の表情や身振り手振り、効果音、背景などから伝わってきたものだけで、とても感動したのを覚えています。言葉は大事ですが、言葉に頼らなくても伝える方法はあるんだな、という勉強にもなりました。
俳優として言葉以外の表現で、心を動かせるようなお芝居がしたいですし、できるようになりたいですし、今回、廣木監督が求めてくれたのもそういうお芝居だったので、とてもやりがいを感じていました。廣木監督は、東京の川と橋が生み出すロマンチックな景観を生かしながら、加奈の心の変化を描いて、日本の美しさも伝えたいとおっしゃっていて…、出来上がったものを見て、きっと伝わるんじゃないかと思いました。
――ドキッとするタイトルですが、エピソード2はどのような内容なのですか?
【榮倉】センセーショナルですが、パートナーや家族と一緒に観て気まずくなるような内容ではなく、とても優しい作品に仕上がっていると思います。このドラマの元記事となった、ニューヨーク・タイムズ紙のコラムを読んだ時に、文章から彼女の聡明さが伝わってきました。(加奈のモデルになった人は)物事を根本から掘り下げて論理的に考えることができる人なんだろうな、と思いました。この作品は、ある女性が自分の求めているものを探求する物語だと思います。
――『モダンラブ・東京』では、7つのエピソードそれぞれで異なる「愛」を描き、全話を通して“愛の多様性”が表現されていますが、エピソード2で描かれた「愛」について、榮倉さんが感じたことは?
【榮倉】「愛」というより「時間」のことをとても考えました。今はわからなくてもいつかわかる愛だったり、過去にわからなかった愛が今やっとわかったり、時間が経つことで変わってしまうことも、変えてしまうこともあるけれど、時間の流れが助けてくれるものは大きいな、と思いました。
私は子どもを産む以前は、トレーニングが趣味のような感じでストイックに取り組んでいました。トレーニングをすることで、自分のメンタルを保っていたようにも思います。一人目の子どもを産んだ後、初めての子育てに戸惑うことも多々ありました。それでも、毎日、時間は過ぎていって…。二人目が産まれた時、一人目の子育てをした時間と経験、その中で得た知識があったおかげでとても楽になっていて。今、この瞬間にわからないことはたくさんある。だけど時間が経ったらわかるようになることもある。私は子育てでそういう勉強もさせてもらいました。
――これからやりたことはありますか?
【榮倉】ファミリーでも楽しめる作品も好きですが、小説を読んでいるような文学的な、品のある作品にも憧れていました。今回、せりふで説明しすぎない、視聴者を信頼して、委ねる余白のある作品に出演できるというのは、とても幸せなことなんだな、という発見がありましたし、これからもそんな作品にももっと出たいと思っています。
■『モダンラブ・東京〜さまざまな愛の形〜』(配信中)
エピソード数:全7話(6話実写、1話アニメーション)
キャスト:水川あさみ/前田敦子/榮倉奈々/柄本佑/伊藤蘭/石橋凌/成田凌/夏帆/永作博美/ユースケ・サンタマリア/ナオミ・スコット/池松壮亮/黒木華/窪田正孝
松本若菜/寺島しのぶ/梶芽衣子/高良健吾/藤原季節/三浦透子/國村隼
ショーランナー:平柳敦子
監督:平柳敦子/廣木隆一/山下敦弘/荻上直子/黒沢清/山田尚子(アニメーション)
脚本:平柳敦子/黒沢久子/龍居由佳里/荻上直子/黒沢清
このニュースの流れをチェック
- 1. 『モダンラブ・東京』追加キャスト発表&山田尚子監督が手がけるアニメエピソードも
- 2. Awesome City Club、オムニバスドラマ『モダンラブ・東京』主題歌を担当
- 3. 14人のキャストがズラリ、実話に基づいた7つの愛の物語『モダンラブ・東京』追加キャストも
- 4. 水川あさみ、榮倉奈々らが語る“さまざまな愛の形” 『モダンラブ・東京』インタビュー映像
- 5. 水川あさみ、榮倉奈々、成田凌らが語る『モダンラブ・東京』さまざまなパートナーの形
- 6. 伊藤蘭、永作博美ら『モダンラブ・東京』で大人の胸キュンストーリー「珍しい」
- 7. ナオミ・スコット『モダンラブ・東京』国境を越えた“リモートの恋”が教えてくれること
- 8. ナオミ・スコット&池松壮亮、黒木華&窪田正孝が登場『モダンラブ・東京』特別映像
- 9. 水川あさみ、身近な人の愛を見失わないために「心の余裕」を
- 10. Prime Videoで配信中『モダンラブ・東京』メイキング映像公開
- 11. 榮倉奈々、「愛」は「時間」が教えてくれることもある 『モダンラブ・東京』インタビュー
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2022/10/30