来月25日に行われる格闘技格闘技イベント『超RIZIN』および『RIZIN.38』（さいたまスーパーアリーナ）の会見が日本時間8月31日、米・ハワイで行われた。対戦が決定しているボクシング5階級制覇の元王者フロイド・メイウェザー・ジュニア（45）と、格闘家で人気YouTuberの朝倉未来（30）の会見時には、格闘家の平本蓮（24）が乱入し、メイウェザーの“通訳”を買って出るサプライズもあった。

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　同大会は2部制で行われ、『超RIZIN』では50戦50勝を誇る“ボクシングのスーパーレジェンド”メイウェザーと、日本を熱狂させる“路上の伝説”こと未来の対戦が決定。6月の同カード発表時にはSNSを中心に大きな話題となった。

　この日の会見で、最初にマイクを握った未来は「9月25日はメイウェザーの顔面に強烈な一撃を入れたいと思います」と、不敵な笑みを浮かべ高らかに宣言。一方、赤キャップにTシャツのラフな姿で登場したメイウェザーは「皆さんに心から楽しんでもらえる試合をしたい。日本に行くことを楽しみにしています。最善を尽くします」と静かな闘志を燃やした。

　質疑応答が進む中、突然平本が壇上に上がり、メイウェザーの背後に移動。マイクを渡された平本は「今日は通訳で呼んでもらいました。代わりに僕が日本語でしゃべりたいと思います」と語り、早速メイウェザーから耳打ちされると「お前は俺くらい稼いでから調子に乗れとメイウェザーさんが言っています」と未来を挑発した。

　“通訳”の平本は「ダサい服のブランドを出してんじゃねぇ」「エキシビジョンマッチだけど、俺のパンチで朝倉の鼻はナスくらい膨れ上がる」などと罵倒するも、サングラスをした未来は表情を変えずに正面を直視。そんな未来に対し「朝倉未来とメイウェザーさんのパンチは、ジェット機とハエくらいスピードが違うので、試合を楽しみにしていただけたらと思いますとメイウェザーさんが言っています」と言い放ち、最後まで“口撃”の手を緩めなかった。

　会見終盤、マイクを手にした未来は「いつも俺はこんなことをしてすごいと言ってますけど、俺と戦うのは初めてだろって。あと話しが長いんだけど、もうちょっとまとめてくれたら」と反撃。さらにオープンフィンガーのグローブをメイウェザーにプレゼントするなど、きっちり仕返ししていた。

　質疑応答を終えた2人は、フェイスオフで約25秒にわたりにらみ合った。途中、メイウェザーのSPが未来を引き剥がすも、未来が再び歩み寄りメイウェザーもこれに応じるなど、早くも一触即発の様相を呈した。

　また、今大会はABEMAで初めてPPV中継されることも発表され、『超RIZIN』と『RIZIN.38』の2大会が、プレミアム会員なら前売り4800円と5000円以下で視聴することができる（当日は5280円）。非会員は前売り6000円、当日6600円（全て税込）。

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