人気グループ・関ジャニ∞が16・17日の2日間、横浜・日産スタジアムでデビュー18周年記念ライブ『18祭』をスタートさせた。同所での公演は自身初。2日間計14.4万人を動員し、華々しく夏祭りの幕を開けた。

　2日目の17日日公演は、晴天に恵まれるなか7.2万人のエイター（関ジャニ∞ファン）が日産スタジアムに集結した。

　花火の轟音と共に、高さ25メートルものメインステージ頂上から、関ジャニ∞の横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義の5人が登場。「無責任ヒーロー」「がむしゃら行進曲」「前向きスクリーム！」など人気曲でたたみかけ、ドバイ万博日本館＆関ジャニ∞共同プロジェクトテーマソング「CIRCLE」では華やかなダンスパフォーマンスがステージを彩った。

　関ジャニ∞流エンタテインメントの真骨頂の「ジャニーズメドレー」も披露。大倉がプロデュースするジャニーズの後輩グループ・なにわ男子デビュー曲「初心LOVE（うぶらぶ）」から始まり、先輩・後輩問わず選曲された全13曲で会場の熱気を一気に高めた。

　サプライズとして、関西ジャニーズの後輩・Aぇ! groupがステージに登場。Lil かんさい、Boys be、AmBitiousと共に、関西ジャニーズ総勢19人で、大倉が作詞、安田が作曲を手がけて関西ジャニーズJr.に提供した「Can’t stop」を披露。関西ジャニーズの絆で魅せた。

　夏定番曲「罪と夏」では、野外ライブならではの演出も。水の総重量は50トン超、高さ20メートルを超すウォータースプラッシュが噴出し、ずぶ濡れのメンバーと観客が一体感を強めた。さらに、映画化もされた定番コーナー『エイトレンジャー』やCMで女装が話題となった『キャンジャニ』も復活し、観客を楽しませた。

　バラエティーな一面に続いては、ロックバンド・関ジャニ∞が登場。「ズッコケ男道」のバンドver.など人気曲を演奏し、コーナーラストには、18歳となった関ジャニ∞の“青春”が感じられる新曲「喝采」を初披露した。

　村上信五は「やっと18年、まだ18年、もう18年、いろいろな捉え方があるかと思いますが、僕はまだ18年だと思っています。僕たちも知らない、みんなが見たことのない関ジャニ∞を続けていけますよう、メンバー・スタッフ共に精進してまいります！」と宣言した。

　本編最後には、メンバーが浴衣姿でニューシングル「喝采」収録の新曲「青春FIREWORKS」を披露。曲中には800発もの花火が上がり、関ジャニ∞流青春夏祭りを彩った。

　23・24日には大阪・ヤンマースタジアム長居公演が行われ、2ヶ所4公演で計25.4万人を動員。8月13日には『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022』（千葉・蘇我スポーツ公園）に出演する。