姉妹ユニット、チャラン・ポ・ランタンの小春が24日放送されるフジテレビ系バラエティー番組『ウケメン』（深1：45）で番組を飾る出囃子（ばやし）を担当することがわかった。『逃げるは恥だが役に立つ』（TBS）のオープニングテーマなど手がけた同ユニットがバラエティーに楽曲提供するのはこれが初めてとなる。

　チャラン・ポ・ランタンはもも(唄担当／平成生まれの妹)と小春(アコーディオン担当／昭和生まれの姉)による姉妹ユニット。同番組は“新感覚お笑いプロジェクト”としてA面（前編）・B面（後編）の2回にわたり放送。テレビとSNSを連動させて展開する全く新しいシステムによって次世代を担う新たな若手芸人を発掘する。

　実は、このA面（前編）で登場する若手芸人およそ10組のほとんどがテレビに出たことがないという“原石”。A面（前編）でネタと特技を披露し、放送後は番組ツイッターで人気投票が行われる。その人気投票の結果を元にB面（後編）で、上位に選ばれた若手芸人が新たなネタやバラエティー企画を行う。

　つまりA面の出演者はこの機会が公共の場でのお披露目となる。その記念すべき瞬間を飾る出囃子を担当する小春がわずか8秒間の尺のなかでこだわりを詰め込んだ。バルカン音楽、シャンソンなどをベースに、あらゆるジャンルの音楽を取り入れた無国籍のサウンド、またサーカス風の独特な世界観でインターナショナルに活動の場を広げるチャラン・ポ・ランタンならではの音に仕上がった。

　総合演出・石川隼氏は元々、チャラン・ポ・ランタンの大ファンだたそうで「ポップで華やかなサーカスのような世界観が、若手お笑い芸人さんのテレビ初舞台を飾るのにピッタリだと思い、オファーをさせていただきました」と起用理由を紹介。「わずか8秒の出囃子ですが、最初聴いたときは衝撃でした。チャラン・ポ・ランタン特有の世界観がありながら、ワクワク感が増すような、そしてここからスターが生まれるかも？ という期待をさせてくれるさすがの仕上がりになっております！」と太鼓判を押している。