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日本映画界の論客・津川雅彦が『委員会』新レギュラーに

 俳優・津川雅彦が、読売テレビの『たかじんのそこまで言って委員会』(毎週日曜 後1:30)の新レギュラーに加わることになり、初収録が13日、大阪市内の同局で行われた。津川は7月15日の放送より登場する。

7月15日の放送から『たかじんのそこまで言って委員会』にレギュラー出演する俳優の津川雅彦(C)読売テレビ

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 7月で10年目に突入した同番組。津川は、休養中の“番組の顔”やしきたかじんから「ご苦労さま。頑張ってください」という激励の伝言メッセージをもらったという。初収録を終えて、「自分の得手・不得手とは関係なくいろんな問題が出てくる中で、自分らしい意見を言うことが大事なんですけど、やはり難しさはありますね。ゲストで出していただいたときとは違う緊張感があった」と振り返った。

 俳優、映画監督として活躍する一方、自身のブログで政治的発言を行い、映画界きっての論客として言論の分野でも注目を集める津川。『委員会』にも昨年8月と今年1月の2回、ゲストとして出演。民主党政権を痛烈に批判し、“美徳”を失った日本人を憂う大胆で歯に衣着せぬ発言が大反響を呼んだ。

 「もともと討論やディベートは好きじゃないし、得意ではない」という津川は今回、初のレギュラー出演を決めた理由について、「この番組に限っては、芸能人としてのいいスタンスできちっとものが言えると感じた。ほかのパネラーの方々もユニークでそれぞれ個性豊かなので、この中に僕が混ざるのはおもしろいかなと。この番組ならいいだろう!と思いました」。

 初登場の7月15日の放送では、ゲストとして俳優の山本太郎が出演。昨年3月の東日本大震災をきっかけに反原発運動に身を投じた山本に対して、津川は「名前が売れている人は、自分の言葉に影響が大きいことをよく考えた方がいい。誤解を招くような発言も慎むべき」と有名人の言葉が社会に与える影響力の大きさを訴えた。

 一方で、自らの政治的発言について津川は「役者はニュートラルな存在でいるべきというのが僕のポリシーではありますが、僕は役で東条英機もやったし全学連もやった。右も左もいろんな役をやってきてこの年齢になって、やっと自分の色や政治的ポリシーを見せても役には影響しなくなったかなと思う」と話していた。

 そのほか、番組では尖閣諸島を所有する栗原家の3男・栗原弘行氏をゲストに迎え「尖閣諸島の国有化」問題についても激論を交わす。

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  • 7月15日の放送から『たかじんのそこまで言って委員会』にレギュラー出演する俳優の津川雅彦(C)読売テレビ
  • 右は司会の辛坊治郎氏(元読売テレビ解説委員長)(C)読売テレビ
  • ゲスト出演の山本太郎
  • 7月15日放送の『たかじんのそこまで言って委員会』の出演者(C)読売テレビ
  • 7月15日の放送から『たかじんのそこまで言って委員会』にレギュラー出演する俳優の津川雅彦(C)読売テレビ

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