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『24』の声優・小山力也、海外作の魅力語る「韓流もいいけどやっぱりハリウッド」

 ローマ時代の伝説的な剣闘士(グラディエーター)の、波乱の人生と死闘を描いた海外ドラマ『スパルタカス』で、主人公の声優を務める小山力也がORICON STYLEのインタビューに応じ、海外作品の魅力を語った。同作は、放送直後に過激すぎるバイオレンスとエロティシズムが問題視された衝撃作。これまでにTVアニメ『名探偵コナン』の毛利小五郎役、『24』のジャック・バウアーなどを演じてきた小山のイメージを大きく覆す新境地に「内容がともかくあまりにもハードなので、まずびっくりしましてね」と、自身も驚きを隠せなかったようだ。

ジャック・バウアーから剣闘士へ!新境地に挑む声優・小山力也 

ジャック・バウアーから剣闘士へ!新境地に挑む声優・小山力也 

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 作品への参加が決定したときの心境については、「海外ドラマがこの頃本当に少なくなって、韓流ばっかりでしょ。韓流もいいんです、お世話になってますし。でも、やっぱりハリウッドの力を結集したようなドラマをこれからも是非やりたいなと思っていたので、本当に嬉しかったです」と、率直な喜びを明かす。

 映画『スパイダーマン』シリーズで知られるサム・ライミ監督が製作総指揮を務めた同作はCGなどの技術面の高さに加え、血しぶきが飛び散るハードなバイオレンスと、放送コードギリギリともいえる大人のエロスが詰まった作品。参加にあたり「エンターテインメントとしてとにかくハメをはずして、行くとこまで行ってます。だからこそ、ある種の品格が出せる様に、変に下世話な物にならないように注意しました」と、作品のイメージが一人歩きしないように心がけたという。

 また、いち視聴者としても「人間本来のドラマとテクニカルなものとが、見事にがっちりタッグを組んでます」と太鼓判。「CGばかりに走ると、どんどんアトラクション的な面白さになってしまう。僕の歳のせいかもしれないけど、その結果、最初は面白かったのに後半は興味が半減する傾向ってあると思うんです。この作品は人間ドラマの過激さと、映像の過激さのバランスがいい。悲壮感漂う場面でも、逆に映像でカラッと見せるシーンがあったり、本当に最後まで魅かれました」。

 さらに、小山は同作の主人公について、自身の代表作でもある『24』のジャック・バウアーを引き合いに出し、「肉体がとにかく圧倒的に強いという事とそして何よりも精神がもっと強いという事ですね。ジャック・バウアーはどっちかと言うと精神がいまいち弱くて」と語り、スパルタカスの男の魅力をアピールした。

 海外ドラマ『スパルタカス』は11日よりDVDとBlu-rayが同時発売する。

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