19日に肺炎のため亡くなった俳優・原田芳雄さん(享年71)の通夜が21日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれ、長男でミュージシャンの原田喧太が会見に応じた。原田さんが亡くなる2日前に「もう駄目だ」とつぶやいていたと明かし、喧太は「『そんなことないよ』って言ったけど、今までそんなこと言ったことはなかった」と初めて弱音を漏らしたという。弔問客に感謝の弁を述べると「見事な役者人生でした」と父をねぎらった。
映画のスクリーンをイメージした真っ白な祭壇に喧太は「まだ映画の中に父がいるようでかっこいい。感無量です」と感慨深げ。生前、原田さんは「血縁だけが家族じゃない」と語っていたといい「今日、こんなに家族がいたんだと思った。今日は皆さんにとことん語ってもらいました」と、“家族”との再会が実現できたことに安堵の笑みを浮かべた。
亡くなる直前まで、遺作となった主演映画『大鹿村騒動記』の完成披露試写会に車いすに乗りながらも登壇した原田さん。喧太は「病床でも次にやる作品の話をしていた。まだまだやりたいことはあったみたい。時代劇をやりたいとも言っていた」と原田さんの“遺言”を紹介していた。あす正午、同所にて告別式が営まれる。
映画のスクリーンをイメージした真っ白な祭壇に喧太は「まだ映画の中に父がいるようでかっこいい。感無量です」と感慨深げ。生前、原田さんは「血縁だけが家族じゃない」と語っていたといい「今日、こんなに家族がいたんだと思った。今日は皆さんにとことん語ってもらいました」と、“家族”との再会が実現できたことに安堵の笑みを浮かべた。
亡くなる直前まで、遺作となった主演映画『大鹿村騒動記』の完成披露試写会に車いすに乗りながらも登壇した原田さん。喧太は「病床でも次にやる作品の話をしていた。まだまだやりたいことはあったみたい。時代劇をやりたいとも言っていた」と原田さんの“遺言”を紹介していた。あす正午、同所にて告別式が営まれる。
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2011/07/21