大阪医科薬科大学学報 3号
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花言葉:包容力、愛する力文献:俳句の花図鑑/成美堂出版 季寄せー草木花/朝日新聞社寺崎:日本植物図鑑/平凡社版地中海沿岸、中央アジア原産。6~7世紀(推古天皇の時代)初めに、紅色の染料をとるため渡来したキク科の植物。山形県最上川流域で多く栽培。高さは60~120cm、開花6月下旬~7月下旬、見た目アザミに似た鮮やかな黄色、咲進むにつれて黄色からオレンジ色、紅色に変化する。「紅花棘の中」と読まれるように、方向を違えて茎につく葉は硬く平滑で長楕円形で縁にとげがある。観賞用と言うより染料や薬用、油に用いられる。Osaka Medical and Pharmaceutical University46絵:名誉教授  冨士原 彰 紅花(紅を採る花)別名:茎の末に咲く花を摘むことから末摘花(源氏物語)

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