学校栄養職員(栄養士)の不在で新年度から給食の提供を停止している渡名喜小中学校(沖縄県渡名喜村)が、6月から給食を再開する予定であることが3日、分かった。比嘉朗村長によると、新しい栄養士が配置されるめどが付いたという。同様に給食が停止している粟国小中学校(粟国村)では9日に栄養士が着任予定だが、再開日は決まっていない。

 栄養士は給食の献立作りや衛生管理を担い、県が採用・配置する。

 渡名喜小中では配置されていた1人が人事異動で3月末に離任した。後任を確保できず、4月7日から給食が停止。在籍する19人の児童の昼食は、一時帰宅や弁当で対応している。(南部報道部・国吉聡志)