文部科学省は28日、官報で、重要無形文化財保持者(人間国宝)に琉球舞踊立方で琉球舞踊真踊流相談役の宮城幸子さん(87)、琉球舞踊重踊流初世宗家の志田房子さん(84)をそれぞれ認定した。同日付の官報で告示した。

 国の文化審議会が7月、萩生田光一文部科学相(当時)に認定を答申していた。沖縄県内の芸能分野では9、10人目。女性の人間国宝認定は初めて。工芸の分野を合わせると、これまで累計で15人が認定されている。