沖縄県産素材を使った「首里石鹸(せっけん)」ブランドを展開するコーカス(那覇市、緒方教介社長)が県外進出を本格化させる。8月に大阪の商業施設に初出店するのを手始めに、来年度までに計10店舗の出店を計画。来年度にはニューヨーク(NY)と台湾出店も見込むなど海外展開も視野に置く。緒方社長は「首里石鹸を通して世界に沖縄を知ってもらうきっかけをつくりたい」と意気込んでいる。

 本格的な県外での販路拡大を前に、同社は今月から物流業務を宅配大手のヤマトグループに委託。...